少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1034 帰っておいでよ

昨夜は、楽しかったな。
この街なら、あの子が道案内してくれるから、何も知らなくても大丈夫。
すべてが初めて入る店だけど、すべて完璧。まったく問題ない。
僕の条件は2つだけ。カラオケとあの子の実家の日本酒が置いてある店。
一軒目。ママさんがひとりでやっている場末のスナック。ちょっと覗くと、入口の脇にあの子の実家の日本酒が、しかもサラで・・・。
「あの〜その酒、飲ませてもらえますか?」
「もちろんですよ。いまどき、日本酒を飲むお客さんは珍しいわね。お若いのに・・・」とママさん。
「なにをおっしゃる」と言いかけたが、確かに焼酎野郎ばかりだ。
「この銘柄の日本酒が飲みたかったんですわい」とガブ飲み。
徳永さん、平井さん、コブクロさん、桑田さんを歌いつつ2時間で2合とっくり6本。何年ぶりかの一升酒。クチあたりがいい。今夜はあの子も一緒だから、まだまだ飲めるぞ。
そこから何軒の店のドアを開けたか覚えていない。
「○○置いてる?」と銘柄を告げる。日本酒を置いてる店が少ないことと、酒どころだから競争が激しいと見えて、有名な銘柄だが、置いてある店が少ない。
そして、ついに見つけた2軒目。
「日本酒置いてる?」
「おいてるけど、ごめん、うちは○○しかないの」
「ごめんじゃないよ、何言ってるの、僕は○○しか飲まんのよ」
「え〜ほんとですか。私もそうなの〜」とまだ若いママさんと意気投合。
二人で2合グラスで3杯ずつ空ける。美味い。もちろん徳永さんを歌う。
「お客さん、鶴岡はお仕事?旅行?」
「彼女に会いに来た」
「え〜素敵」
「ねえ、その彼女さん美人?」
「もちろん。じゃなきゃ来ないし」
「んんだよね〜。ねえねえ、うちの店、1時までだから、2時までやってる友達の店に行って一緒に飲んだらいかん?」
「そら、まあええよ」
「でも、そこの店、日本酒ないかもしれんよ。あっても○○はないと思うけど、それでもいいだか?」
「まあ、しゃーないやろ。ええよ」
と言うわけで、常連さんの男性と3人で、友達の店へ。
「何飲まれますか?」と友達。
「僕は日本酒で・・・」「はーい」
「ねえねえ、3種類あるけど、どれがいい?」と彼女が運んできた小瓶を見るとなんと○○があるではないか。
「おお素晴らしい、これこれ、これだよ」
「うっそ〜本当じゃんすご〜い」と○○好きのママ。
さっすがYURIちゃん、なかなかやるね。本当にすごいよ。
結局、俺、最終的に2升くらい飲んだかもしれん。
でも、不思議とぜんぜん悪酔いしない。前後不覚にもならないし、セクハラ行為もない。お金もちゃんと払ったし、記憶喪失もない。
やっぱり、一緒に居てくれたんだね、ありがとう。
「帰っておいでよ」(南こうせつ)。ちょっと寂しい、本音はそんな感じ。

きょう5/10、鶴岡から酒田に移動して、ブログを見たら、2時37分の記録が。しかも誤字脱字だらけ&意味不明。修正しましたけど、残念ながら、それを書いた記憶は喪失。書いてる途中で眠ってしまったと思われる。
ああ、よう飲んだ。嬉しかったよ。