少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1153 東京まりか会

来たる7月6日金曜日、東京まりか会を開催します。みんなで焼酎「天草」を飲みましょう。場所は、四谷、新宿、笹塚、下北沢、麹町、ゴールデン街のどこかです。安藤の携帯に連絡ください。
特に、トヨジとボボは絶対に来いよ。あとドラゴン斉藤さんも。

7/3付 「まりんかの日記」からの全文転写です。

3年前の今頃こんなことがありました。
佐伊津中の2年先輩にY君という男の子がいました。Y君はちょっと問題児としてみられていました。親や学校、社会に対して何かおおきな不満を募らせていたのかもしれません。無免許でバイクに乗ったり、深夜出歩いたり、学校は休みがちです。夜の体育館に鍵をこじ開けてはいったこともありました。
5月のある日、校内でたばこを吸っているY君を見かけた麻梨花はそっと先生に伝えました。当然Y君は先生に大変叱られ、親も学校に呼ばれました。
Y君は誰が告げ口したのかつきとめました。それが麻梨花だとわかると「まりかを殺す」といったそうです。小さい学校ですから、すぐに麻梨花の耳にも入り、そのことが分かった日から毎日担任の先生が家まで送って帰ってくださるようになりました。
それは、どんなに部活で遅くなっても毎日続きました。
そして7月のある日、学校から帰った麻梨花が私に言いました。
「きょうね、廊下でY君とすれちがったときにね、Y君が麻梨花にどいてくれたんだよ。他の人には絶対にどかないのに」
「そうなの・・でもどうしてだろうね」と私すると麻梨花「学校で会ったときね、麻梨花 Y君にニコッてするようにしたんだ・・そしたらね、はじめは睨みかえしてたんだけど、最近は照れたみたいにプイッて横むくようになったんだよ。Y君ねホントはいい子なのかもしれない。悪いことするけどホントはお母さんに怒ってほしいんだよ。一生懸命怒ってほしいだけなんだと思う。」
梨花は 私に真剣に言いました。
私は、麻梨花がそんなふうに人をみることができるようになったことにとても感動しました。そして多分泣きながら言ったと思います。「麻梨花ちゃん、もう大丈夫だね。Y君麻梨花に絶対悪いことしないよ。先生に送っていただくのはもう終わりにしても大丈夫よね。ママ、なんか嬉しい。麻梨花の笑顔がY君のこころに届いたんだよ、きっと。」
それから、もちろんY君に関してはなにごともなく時が過ぎていきました。

ーーーーーーーーーー
どうだ、トヨジにボボ、まいったか?
Y君とは、すなわち中学時代のお前らだ。いつも、俺が安城にばかり行っとらっせるから、一度くらいはお前たちがこっちに来て酒を飲め。そして中学生に戻って麻梨花ちゃんに謝りなさい。「あの時はごめんなさい」って。
唄にするとこんな感じかな。イルカちゃんで「初恋」

「笑顔」・・・って簡単そうで、とても難しいこと。少なくとも僕には麻梨花ちゃんのようにはできません。宗教の話で恐縮ですが、僕が信仰する「霊波之光」の経典は「暖かい心はあいさつから 笑顔と思いやりに喜びと幸せ」というものです。朝起きた瞬間から、ずっと笑顔でいなさいという教えですが、出来る人はなかなかおりません。そうありたいと願う人は、僕をはじめ、全員がそうなのですが・・・。
「笑顔」と「笑顔」では争いごとは起こりません。恒常的な世界平和の実現です。きっと郁ちゃんも「笑顔の人」なんだろうな・・・。
不良なんて、エネルギーを使う方向にはぐれた善良少年。きみの笑顔が、その使い方を導いてくれた。あのころの僕らはみんな、こんなんだったから。

京都・伏見工業高校の実話です。