少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1220 炎の1001打

ついにデビューすることになってしまった。
プロレタリアート(貧困労働階級)を自賛し、ブルジョア(資本富豪階級)を誹謗してきた安藤が、ついにブルジョアの象徴のゴルフだとさ。
実質年齢は32歳だが、地球年齢50の齢を数えるまで、かたくなに、数多のお誘いを、丁寧にお断りしてきたゴルフだったが、いよいよ年貢の納め時が来たようだ。
中国での新規ビジネスの流れからして、ブルジョア階級を相手にする上で、最早避けて通ることはできない。覚悟を決めた。
明日は名門・狭山GCで8:30スタート。が、さすがにこれはご辞退申し上げた。お世話になっているN社長の主催。「安藤さん、ゴルフは次の組の人に迷惑かけなければいいんです」とN社長。「んじゃダメじゃん」と心でつぶやき、半分ホッとしてご辞退。
しかし、中国からのパートナーTさんを伴い、早朝6:30池袋発の特急に乗らなければ。プレーをしなくても、この暑い中、上着と革靴で行かないとクラブハウスにも入れてもらえないそうで、ドレスコードのファクスまで届きました。みなさんのラウンド中は読書でもして待つとしよう。
そして、18日土曜日。こちらも名門・石岡CC(茨城県)09:18スタート。これが安藤のデビュー戦。
こちらは月刊ゴルフ用品界の片山兄弟(社長、副社長)とTさんとのラウンド。僕が年長者だし、気心の知れた仲間なので、気が楽だ。片山社長がセッティングしてくれた。片山社長には20年も前から「そろそろ始めませんか」と勧められていたのだが、ゴルフは「面倒くさい」「金がかかる」「拘束時間が長い」「早起きは億劫」「おっさんばかり」と、難癖をつければキリがないほど断る理由があった。
とは言え、なんの準備なしで、行くほど自信家ではない。一応、こそっと練習して来た。
なんせ初めてのゴルフ練習場。何をどうしていいやらさっぱりわからん。
ネットで調べ、いくつか問い合わせ、八幡山のゴルフ練習場に行くことにする。打ち放題で2400円。これが安いのか高いのかもわかりませんが、とりあえず打ち放題で申し込む。打ち放題でない場合は使用料600円プラス50球につき300円ですと。つまり300球でツーペイ、それ以上がお得となる。んじゃ、気合を入れて1000発打とうじゃないか・・・と決心する。
昼食とか抜けれるのかわからないので、八幡山駅でむすび4個とドリンクを大量に仕込んだ。持って来たのは片山社長に「折らんでくださいよ」と言われながら借りた新品のドライバー8万円のやつ、と鉄一本。
見よう見まねで、なんとか1001球ほど打ったが、最後の方はもう握力が無くなって、なんだか今でも手がしびれています。
「思うようには飛ばないよ」とは聞いていましたので、まあこんなもんかな。明後日までに時間がないので、とりあえず数だけでもこなそうと、ノルマを課しました。それにしても・・・(つづく)