少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1227 五輪バカパレードの愚

ゴルフの途中ですが、あまりにも腹立たしいので、途中でバカ野郎どもを糾弾することにします。
20日、銀座で行われた英国五輪のメダリストパレード。よくもまあ、洗脳された民衆が50万人も集まったものだと・・・。熱中症による死者や圧死者が出なかっただけでも幸運と思うほかありません。
五輪そのものや、メダリストたち、および洗脳された民衆をバカだと言っているのではありません。念のために。
ただ、この時期のパレードはあり得ないと言っているのです。
僕に言わせれば、明日、8/22から開催されるパラリンピックの方がメインで、その前の五輪は前夜祭のようなもの。まあ、これに関しては価値観ですから、論議するつもりはありません。
しかし、パラリンピックは五輪の「おまけ」ではない。これは徹底的に議論してもいい。譲らない。
その神聖なる競技が始まる直前に、「もうパーティーは終了しました。さあお引き取りくださいませ」とも取れるパフォーマンスはいかがなものか?
五輪開催前にヤンヤ言われたのは、せいぜい「なでしこ」と「男女体操」くらいのいもの。「なでしこ」だって、言ってみれば「にわか」である。メダリストにケチをつけるつもりは毛頭ない。しかし、こうも簡単に視聴率を上げるがためのテレビ局の演出に洗脳されてしまう民衆の愚を危惧しているのだ。
21日のモーニングバードテレビ朝日)でスポーツジャーナリストの玉木正之さんがズバリ言ってくれた。
「東京に五輪を招致する?目的のひとつとしてパラリンピックを開催することによって障がいを持つ方がスポーツに参加しやすくなるという項目がありますが、だったら何故、この時期にパレードなんでしょうか?五輪は世界的にパラリンピックを含めて五輪と呼ぶんです。パラリンピックはこれから開催されるんです。これじゃあパラリンピックに出場する選手に失礼じゃないですか。本来なら、パラリンピックの終了後にパラリンピックのメダリストも同時にパレードするべきでしょう」
そうだ、そうだ、まったくその通り。異議なし。
パラリンピックは8/22〜9/12まで、当然だがロンドンで開催される。4年前の北京に比べ出場国は146ヶ国から160ヶ国に10%近くも増大し世界的規模になりつつある。全世界のハンデを持つ人々に絶大なる勇気と希望を与えてくれる。
以下の映像は、東京都が作成した五輪誘致のプロモーションビデオだが、驚くほど内容が無い。しかも「ひとつになろう」などという文言まであるが、文部省と厚労省がバラバラなのに「ひとつになろう」はないだろう。まずはお前らがひとつになれ。そして見ればわかるが、このビデオは、あきらかにパラリンピックは「おまけ」扱い。見ればわかります。そして、このような誘致に対して、莫大な税金が投入されていることをお忘れなく。東北では多くの人々がいまだに苦しんでおられるのです。

このくだらんプロモで誰に何を伝えたいのでしょうか?どなたか教えてください。
次のビデオは趣旨と少し離れているのですが、いい動画だったのでアップしました。生きるヒントになるかも知れません。

日本からは135名のアスリートたちと121名の役員、合計256人が参加する。
彼らに聞いたことはないが、ここでもまた「取り残された」という孤独感はないのだろうか?鍛えられ強い精神力を持つ彼らには、越えられるハードルかも知れないが、常人だったら耐え難い仕打ち。
では、どうしてパラリンピックを無視したような、今回の大騒ぎに至ったのか?玉木氏がテレビで解説してくれた。
「それは縦割り行政が原因です。五輪は文科省の管轄ですが、パラリンピック厚労省の管轄で連携がないということ」
ああ、日本はいつでもこれや。幼稚園とか保育園だとか、少子化にともない廃校となった使用可能な校舎を老人福祉施設に出来ないのも、文科省厚労省の壁というバカな壁。やはり私欲役人には、兄山社長がスカイツリーのてっぺんから放ったスーパーショットの直撃を受け、眼を覚ましてもらうしかない。
これからが五輪の本番。僕のようなこの少数派が、いつの日にか多数派になりますように。鉄拳の「ツナガル」を見てください。