少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1231 デビュー戦結果8

ふと、丁さんのテーブルを見て我が目を疑った。
なんと「トンカツ定食」が・・・。
「あれれれれ、丁さん、中国では確か、プレー中には食べないんでしたよね?」
「う〜ん、そうなんですけど・・・」とバツが悪そうだ。
無理もない。理由はジュニアと同じ理由だろう。
「ゴルフやりましょうよ・・・」と僕の手を引っ張ったのは彼ら3人だが、いざやってみて、彼らは予想以上の重圧を感じたのだろう。「まさか、こんなに打つとは・・・」。
されど、こちらとて乗りかけた船からは降りられない。「毒を喰らわば皿まで」つきおうてもらわねば。そして「軒先を借りて母屋を獲る」。
安藤をゴルフに引きずり込んだことが、いずれは彼らの脅威と後悔になることを、なるべく早い段階で思い知らせてあげなければ・・・。
僕はこんな逸話を彼らに披露した。
「昭和59年、近藤野武士軍団ドラゴンズが優勝した時のMVPがルーキー捕手の中尾義孝。打って走れる新型捕手として一世を風靡した。もちろん将来の幹部候補生だった。その逸材が、星野チンピラ喧嘩軍団時代に、ある日突然、読売の西本聖投手との電撃交換トレードでライバル球団へ移籍した。エースと正捕手、しかも同一リーグのライバルチームへのトレード。しかもシーズン途中。前代未聞、空前絶後。まるで漫画の世界だが、紛れもないない事実・・・。チームの投手の投球をすべて知り尽くしているキーマンをライバルチームへ放出するには、よほどのことがない限り有り得ない。当然、チームはキャンプから徹底してきたバッテリー間のサイン、守備や連携プレー、攻撃のサインもすべて一から組みなおさなければならない。当然だが、宇野選手や川又選手はパニくる。では何故、星野暴力団喧嘩野球は、そこまでしなくてはならなかったのか? 確かに西本の喧嘩カミソリシュートっも欲しかったのも事実。だが、それだけではない。元東京中日スポーツの兄山記者、ご存じかな?」
「いえ、存じておりません・・・」
「ラーメンじゃよ」
「ラ、ラーメンですか?」
「そう、ラララ、ラーメンじゃ・・・」
(つづく)