少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1242 闇のおでん

暗闇の中でひとり、おでんを食した。
昨8/26日、日曜日のこと。
午前中に家を出て、新横浜の霊波之光教団へ参拝。例によって、路上販売の300円の弁当を所望し、ひとりで食す。
夕刻、一旦、笹塚の自宅に戻り、それから国電亀戸駅へ向かう。
明日、27日から月刊ゴルフ用品界の副社長K山ジュニアが中国へ取材旅行に向かう。渡したいブツがあった。
久しぶりの亀戸なので、名物の亀戸ぎょうざを食す。なんだか昔ほど旨くない気がして2枚にとどめる。新安城の栄楽飯店の方が旨いように感じる。
可愛い女子のいる店はないか?と10分ほどうろつくが無さそうなので諦める。
駅地下で人気のFLOプレステージを見つけたので、仮面ライダー1号の誕生ケーキを購入する。人ごみに潰されないようにと大事に持つが、新宿あたりではゴツゴツとぶつかってくる。
今夜は、笹塚のお祭りで観音通り商店街も人が多い。名も知らぬ演歌歌手がべニアのステージで熱唱している。名も曲も知らぬが、さすがはプロ、唄は上手い。
そして自宅に着く。仮面ライダー1号、喜ぶかな?
あれれ・・・鍵が無い。ポケットもバッグも2度チェックしたが出てこないぞ。1号の携帯に電話する。「鍵忘れたから、ドア開けて・・・」
「いま家に居ないよ・・・」
「ええ〜! どこに居るの?」
「幡ヶ谷のグラッチェ」
「ええ〜! そうなの〜」
「じゃあね〜〜〜」
だとさ・・・・。
メシ喰いに行くなんて聞いてねえし、どうせ最初からお誘いもないし、それはまあ、寂しいけど仕方ねえし・・・。
問題は、皆様がご帰宅されるまで、どうしようかしらんということ。
ケーキは保冷剤入れてもらったけど2時間以内には冷蔵庫に入れてくださいと言われ、すでに一時間は経過。
さらに一時間を経過。戻ってくる気配まるでなし。玄関前の遊歩道の土管に腰かけ待つも、やぶ蚊がうっとうしい。自販機の2本のジュースで乾きを潤すも、この時間がもったいない。
亀戸ギョウザも消化され、空腹が訪れた。コンビニでおでん3個に握り飯1個を所望し、暗闇の中、蚊に刺されながら土管に腰かけ、これを喰らう。
しばらくして、ショッカーと仮面ライダー1号、2号がようやくご帰宅。
2号が見つけ「ずっとここに居たの?」というから「そだよ」と答える。
玄関前にケーキを置いておいたのだが、それはショッカーの手により玄関脇に移動され、結局、自身で運び冷蔵庫に。
仮面ライダー1号に「ケーキ買ったから明日にでも食べな」と言うと無言で首を縦に振った。
10年ほど前は大喜びしてたのに、加齢臭とともにケーキのマジックは完全に消滅したな。私の財力からして、決してお安くないケーキだが、与えられた試練を甘んじて受け入れることにしようではないか。