1328 イルカと麻梨花の海
9/29 「まりんかの日記」からの転載です。
正式なタイトルは「イルカの海と麻梨花の思い出」http://d.hatena.ne.jp/caravan9336/
ーーーーー以下全文ーーーーー
目の前の有明海はイルカウオッチングで有名になりました。
豊かな漁場は野生のバンドウイルカの棲家でもあります。
まりんかの家の前より
そのちょうど境目あたりの五和町二江沖では
昔からイルカに泣かされてきた漁師さんがいます。
その、イルカを観光にいかそうと
漁船をそのまま使ったイルカウオッチングがはじまりました。
漁が暇なとき漁師さんたちは観光客を乗せてイルカの群れを追って走ります。
我が家の前の佐伊津沖には
これまで滅多にイルカの群れはきたことがなかったそうですが
ここ何年か前から
時々イルカの群れを見ることができます。
「こんなところ、ないよね。家からイルカウオッチングできるなんて・・」
麻梨花が小学生のころも一・二度イルカを見つけて
堤防沿いを走ったことがあります。
小さいころ漁船に乗って行った時は
船にあたって傷ついたイルカがいたのを見て
「もう、いやだ。お願い!!帰ろう・・」と言って泣き出し
とうとう、途中で引き返してもらったことがありました。
麻梨花には、面白がってイルカを追いかけるのが
イルカをいじめているように映ったのでしょう・・
写真がないのが残念ですが
きょうもイルカの群れが我が家の前の海に姿をみせたそうです。
(このあたりの漁師さんによれば、本当にめずらしいとのこと)
ーーーーーーー以上ーーーー
ご自宅からイルカウォッチング・・・なんて、どんな感じなんだろう?
僕の貧乏くさいイメージを披露すると、その部屋は畳の和室。庭に面した縁側のある引き戸を左右に開くと、その先に有明海が広がる・・・。
部屋の中央にちゃぶ台があって、刺身用の醤油が常に置いてある。画面の右の端には、まだ四足の昭和時代のテレビがあり、左上には、忘れられた夏の風鈴が所在なさげにぶら下がっている。縁側に腰掛けた、小さな女の子が、かもめたちと一緒に、沖で飛んだり跳ねたりするフリッパーたちを、足をぶらぶらさせながら眺めている・・・。
ユーチューブで見つけたフリッパー君の誕生シーン。これぞ水中分娩。ずっとママにくっついて。
http://www.youtube.com/watch?v=6jCJiO75pxo&feature=player_embedded1
素敵な環境で育った麻梨花ちゃん。イルカたちも麻梨花と遊びたい。
きょうはイルカちゃんの曲で、麻梨花ちゃんの気持ちを伝えるメッセージ。
風に揺れてる花は・・・天草の麻梨という花・・・。