少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1360 サイバーテロ無防備暴露1

相変わらず、無知な警察が醜態をさらけだした、今回の大阪の「犯罪予告メール冤罪」。「お前のパソコンから発信されたのだから、お前が犯人だ」と決めつけた、パソコン原始時代の化石人のような面々。
今回の冤罪事件は大阪府警にはサイバーテロ対策室も、パソコン知識のある警察官が皆無だという事実を世界に暴露したようなもの。
無類のパソコン無知の僕でさえ、いまや、他人のパソコンを遠隔操作で動かせることくらいは、常識として知っている。
たとえば普通に社会を生きていれば、テレビのニュースも見るし、特番だって見る。映画なら古くはブルース・ウィルスの「ダイ・ハード4」、最近ではトム・クルーズの「ミッション・イン・ポッシブル ドバイ」で、派手にサイバーテロによる、情報流出&遠隔操作で格ミサイルまで打ち上げているではないか。一般人ならともかく、まさか警察や自衛隊や政府が、そんなの映画の中の架空話だと笑っているわけではないだろうな・・・と思っていたが、びっくりした、少なくとも大阪府警はハナクソをほじりながら、笑っていたのだ。
以下のネット記事を読んで、読者のみなさまに改めて、ネット社会における危険性、明日は我が身だということを認識していただきたい。
ーーーーー以下ネット記事より全文転写ーーーー
「警察・検察聞く耳持たず」PC感染で釈放男性

読売新聞 10月9日(火)15時47分配信
 遠隔操作型とみられるウイルスに感染した男性2人のパソコンから犯罪予告のメールが送られるなどした事件で、大阪府警に逮捕されたアニメ演出家の北村真咲(まさき)さん(43)(釈放)が、大阪市のホームページ(HP)に送られた犯罪予告メールについて、「文面にある『ヲタロード』という言葉さえ知らないし、市のHPも見たことがない」と周囲に話していることが、関係者への取材でわかった。
北村さんは「警察、検察の取り調べでも伝えたが、全く聞く耳を持ってくれなかった」とも訴えているという。
関係者によると、北村さんは7月中旬、ノートパソコンに買い替え、無料ソフトを数本ダウンロード。問題のメールは同29日に送られた。8月26日の逮捕まで10回前後、府警に任意で事情聴取され、「第三者がメールしたに違いない」「脅迫文の書き込み自体知らない」などと無実を訴えたが、逮捕。府警や大阪地検に「IPアドレスという確証がある」と聞き入れられず、「認めたら罪が軽くなる」と持ちかけられたという。
日本航空の顧客対応窓口に送られたとされる、日航機を爆破するとの内容のメールについても、北村さんは関与を否定している。北村さんは「精神的につらかった。釈放されてホッとしているが、警察から連絡があるたびに怖くなる」と話しているという。
「PC乗っ取り犯罪予告か」などの記事で、アニメ演出家の北村真咲さんを匿名で報道してきましたが、今後は北村さん側の意向に基づき、実名に切り替えます。
ーーーーーーーー以上ーーーーー
パソコンやらないという人も要注意です。
携帯、iphnはおろか、クレジットカード(これも端末機から電波で飛ばす)まで、電波を飛ばして、通信する機器は、そのすべてがサイバーテロの標的となります。
世の中にメカニズムを開発した者がいる以上は、そのメカニズムを熟知して「負」の作用、「悪」の使用として不正にアクセス、操作する連中が必ず出現します。これは宇宙の法則ですから性善説は成り立ちません。
残念ながら、現在のところ、この不正アクセスを完全に防ぐ術はありません。
(つづく)