少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1500 安藤総理、怒鳴られる

家族が居る間はキッチン&居間に居てはいけない・・・という理不尽な押し付けを、気の弱い安藤総理はじっとこらえる。
「住宅ローンの毎月20万円は無職のワシが払っとるんじゃ〜」と心で叫び、クリスマス明けに来るボーナス月払いの38万円に戦々恐々とし、サンタさんに「38万円」の現金を要求したい。
「どうして怒らないのか」とよく聞かれる。
何故か傍らに山本五十六の湯飲みがある。義母からのいただきもの。
「男の修行  山本五十六
苦しいこともあるだろう  言いたいこともあるだろう  不満なこともあるだろう  腹のたつこともあるだろう  泣きたいこともあるだろう  これらをじっと こらえてゆくのが 男の修行である 」
自分自身の身に降りかかる理不尽はぜんぜん対処できる。家族や友人愛人、弱い立場の人や、動物に対する理不尽に対しては徹底的に闘うのが、安藤総理のポリシーなので、家庭内のことは大きな問題ではない。

今朝も、家族全員が出かけるのを、部屋でじっと待ち、ショッカーが出かけたあとに、キッチンに行き、水を飲んだ。


本日は三宿の軍人病院に行き、足の治療、その後、新横浜の霊波之光教会に参拝する予定でいた。10:30の予約のため9:47のバスに乗ろうと、自宅を出る直前に電話が鳴った。仮面ライダー2号の学校の先生からだった。
「39・2℃の熱が出たので迎えに来てほしい・・・」と。
危なかった。あと3分連絡が遅かったら、僕はバスに乗っていた。
「病院に連れて行った方がいいですか?」と尋ねると「できましたら、そうしてください」と先生がおっしゃるので、僕は軍人病院のDR・Mに電話を入れた。
国防関係の病院なので、たとえ安藤総理の家族でも関係者の紹介がなければ、気軽に受診はできない。その代わり、民間にはない、最高の設備が整えられている。行きつけの小児科とはわけが違うレベルの医療機関だ。
で、学校に行き、タクシーを拾うが、小田急線の開かずの踏切につかまり、タクシーの運転手さんも「ここまで開かないのは初めての経験です」とやきもき。
通常なら1700円代で行く距離も2600円かかってしまい、走る時間より踏切り待ちの方がはるかに長かった。
で、病院で診断。クラス24人中休んでいる学童が6人。うち2人はインフルと判明しているそうだが、4人は、まだ風邪かも知れないとのこと。
発熱して、まだ、間もないため、検査をしても、無駄ということで、この日は解熱剤と漢方薬を処方してもらうことに。ただ、この機に乗じて、軍人病院の診察券を発行してもらったことは大きな成果であり、運のいい子だと総理は判断した。
そこへ、学校からの留守電を聞いたショッカーから電話。「なんで、そんなところに連れていくの!」と開口一番お叱りの御言葉、かなりのオカンムリ。僕のすることは、やることなすことお気に召さない。そら、坊主憎けりゃの世界だから仕方ないか・・・。
「何でと言われても、こちらも診察の予約があるし・・・」としか言いようがないし、で、ショッカーも僕の知らない間に、自分の電話番号もメアドも変えていたので、連絡取れないし・・・でも、電話代金払うのはオレだし・・・みたいな・・・。タクシーまで使って来たのになあ・・・。
仮面ライダー2号に「渋谷でごはん食べて帰ろうか?」と尋ねると「うん」と言うので、渋谷までバスで行き、ロータリーのすぐ前の東急プラザへ。丁度、商品券1500円分をカード会社からもらい、それを使おうと思っていた。
9階のレストラン街へ行き、消化のいいものをと思い、雑炊の店とシチューの店を見つけ、どっちがいい?と尋ねると「こっち」と言うのでロシア料理の店に入った。
窓際の景色のいい場所を選んでくれ、「あまり食欲がない」というが、「あれが食べたい」というのでピロシキと、パン焼きのクラムチャウダーを半分ほど、それにオレンジジュース1杯を飲ませました。
次のバスで帰宅。バス亭からは子供の足でも2分もかからない距離。甘やかしてはいけないと思いつつも、ランドセルくらいは持ってやりました。
で、しばらくして、ショッカー様ご帰宅。しばし、2号と話をしたらしく、今度はえらい勢いで、総理の部屋に怒鳴り込んできました。
「なんで具合の悪い子に外食させるの!!!怒・怒・怒」
「え〜〜〜だって、そんな〜 家に帰ったってなにも食べるもんないし〜〜〜」
「結局、自分の都合じゃんか〜〜〜〜」ピシャ!
会話はそれだけで、えらい剣幕でドアを閉め、立ち去りました。
何がいけなかったのか、よくわかりませんが、マジ怖かったです。
自分の都合・・・っつたって、オレの都合は新横浜なんだけどね、本当は。


つい先週も、明け方の5時、就寝中に怒鳴り込まれました。
「醤油どこやった、醤油!」
最初は夢の中の世界だと思いました。
「えっ、醤油って何?」
「醤油は醤油だよ、使ったでしょ、どこやった?」
「え〜、醤油使ってね〜よ、知らんがな」
ピシャ・・・
もうわけわかりません。
我が家では調味料も使ってはいけないらしく、特にドレッシング類はビニル袋に入れられ、縛られた状態で冷蔵庫に入っています。ショッカーの料理はもともと薄口ですが、僕はさらに薄口の減塩醤油を使うし、パンはドライ(何もつけず)で食べるので、そこまで徹底しなくても・・・と思うのですが、彼女なりのこだわりがあるのでしょう。
僕が心配しているのは、そこまで日々ブチ切れていたら、本当にストレスで大きな病気になってしまうのではないか・・・ということです。こちらが反論すれば、本当に大事になってしまうので「すいません」と謝ってやり過ごしているわけですが、あの「怒りの持続」は凄いもんだと関心するわけです。
あの「怒り」のエネルギーを何とか代替え燃料として商品化できないものか。そうしたら原発に頼らない、新型エネルギーとして自然保護、環境保護に繋がるような気がします。これ、開発に成功したらノーベルエネルギー学賞ですよね!
初登場!仮面ライダー2号。右が1号。