少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1522 生きる地獄2

シーズン直前にこのような記事は非常に心苦しい。
私もKFCは大好物で、大好きだった彼女が、その会社の社員だったし、お世話になっている明大の先輩もそこの幹部社員なので、心が重い。
中国では一般的な鶏肉市場でも、奇形の鶏肉がごく日常的に売られています。バラしてしまえばわかりません。
ただ、生きたまま鶏を買う人や、羽取りと血抜きだけで買う人も少なくありません。ある日、僕が、カラオケの女の子たちに、チキンカレーを作ってやろうとして、付き人のヒカルを連れて市場に買い出しに行き、鶏肉を買いました。
で、包丁で切った鶏肉をナベに入れようとしたら「何する気ですか?」と止められました。
まず、買ってきた鶏肉をはじめとする肉類は、水でじゃぶじゃぶと洗わなければいけないそうです。
日本でもアムウエイのピンレベルが高い人は、肉でも野菜でも、一定時間は「浄水器」の水に浸してから料理をします。


ーーーー以下、ネット配信記事ですーーーー


中国KFC、商品の一部から過剰な抗生物質=食品安全当局
ロイター 12月21日(金)15時40分配信
[上海 21日 ロイター] 中国の食品安全当局は20日、米ファストフード大手のヤム・ブランズYUM.N>が運営するファストフードチェーン、ケンタッキーフライドチキンKFC)の国内店舗が提供する鶏肉製品の一部から過剰な抗生物質が検出されたとの調査結果を明らかにした。

上海市食品薬品監督管理局(SFDA)はウェブサイトに掲載した声明で、2010─11年に検査施設に送られた19のサンプルのうち、8つから過剰の抗生物質が検出されたと発表。ヤム・ブランズがその後是正措置を講じたかどうかはまだ調査中だが、違法行為があったと認定された場合、同社には厳しい罰則が科される可能性がある。

ヤム・ブランズの株価は、今月18日に国営テレビCCTVが、山東省の一部業者が成長促進のためニワトリに抗生物質ホルモン剤を投与していると報道して以降、4%下落していた。

同報道内容についてはSFDAが現在確認作業中で、その結果はまだ発表されていないが、20日付の英字紙シャンハイ・デーリー(上海日報)によると、同省当局が既に食肉処理場2カ所に操業停止を命じたという。

今回のSFDAの発表は、中国におけるKFCの評判にとって大きな痛手となる。

中国のヤム・ブランズ担当者のコメントは今のところ得られていない。
ーーーーーー以上ーーーーー


クスリ漬けの生物は肉だけではなく、魚や野菜も同様です。中国だけではありません。これも飽食の負の財産だと思います。適正食糧の在り方を考えましょう。

生きものとして扱われない「ニワトリ」の惨状です。
http://www.hopeforanimals.org/animals/niwatori/
アメリカのYukalinkさんのブログから、食に関するお話です。
http://d.hatena.ne.jp/Yukalink/20121214/1355517710
http://d.hatena.ne.jp/Yukalink/20121216/1355694451
http://d.hatena.ne.jp/Yukalink/20121216/1355696246


以下はブログに対しての安藤総理大臣のコメントです。


学校の授業で「食育」というものを絶対に取り入れるべきだと思います。
学年別にきちんとレベルに合わせて。
食イコール生命。学業よりもむしろ重要なことかも知れません。
何を食べ、何を食べてはいけないか・・・。
まあ、そこまで言ったら、食べるものが無くなり、
マクドもコーラもハーシーもみんな潰れてしまうから、絶対にやってくれないでしょうけどね。
しかし、飽食、過食、拒食で生命の危機にさらされるのは「無知」が原因ではないでしょうか?
だからと言って、制限することはイコールストレスで大人も子供も同じです。
ですから制限が必ずしも最善とは言えませんが、
「知識」があれば、制限の抑止にもなり、Yukaさんのご指摘の通り、
食べれる分量だけ皿に盛り、残さないようにする。
食べ物を視聴率のエサにした大食い選手権を恥と思う。
食べ物を粗末にしない。
そんな意識に繋がるのだと思います。
戦争は食糧や資源の争奪です。
日本でも戦国時代の殺戮は領土と米(食糧)の奪い合いが根本です。
満足な食糧があれば、戦は起こりません。
北朝鮮のロケット発射にかけた費用は420億円。北朝鮮の人民全体が食べる米の4年分に相当するそうです。
まさに狂気の沙汰です。
雪印事件の時、北海道の酪農農家は泣く泣く牛の乳を大量処分しました。
粉ミルクにしてアフリカに送ってやれ・・・という運動がおこりましたが、
輸送費や加工賃の問題で頓挫し、実現できませんでした。
命をつなぐ食糧が、涙が出るほど無駄に、本当に無駄に、ゴミにされています。
2010年のハイチ地震、いまだに40万人の子供が避難生活を送り、食糧が完全に不足しています。
特に乳幼児の1/3は栄養失調の状況です。
アフリカはもっと悲惨です。
日本もアメリカも飽食大国は、どうして、こんなにも食物をバカにした扱いをするのでしょうか、
心が本当に痛みます。食に対する意識を改革しなくてはいけません。
「少数派日記 1559 生きる地獄1」のビデオを見てください。
アメリカの生徒さんにも見ていただきたいですが、問題になるといけませんね。
アメリカでは豚をペットとして飼育し、そして最後にそれを食べる・・・という
教育方針の学校もあるそうですね。
賛否両論でしょうけど、究極の「食育」だと、僕は評価します。
日本でも現実にそれを行った小学校があり、妻夫木聡さん主演で映画にもなりました。
最後は涙が出ましたよ。
私も肉は大好きです。ベジタリアンにはなれません。
ただただ残すことないように、感謝して命をいただくように心がけております。
ダイエッ党党首・安藤総理大臣より。