少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1558 核汚染除去に苦情殺到

「この無礼者めが、上意でござるぞーーーーー」
江戸時代以前なら、民が官に、このような苦情を訴えたなら、拷問の末、張り付け火あぶり、打ち首さらし首に間違いないだろう。
しかし、日本の役人という人種は、いまも江戸時代だと思っているらしい。
ーーーー担当者の一人は「ひっきりなしに電話がかかってきて、いちいち記録をとっていられなかった」(本文より抜粋)
そらそうだろう。民の苦情にいちいち役人がつきあってられっか、役人だって忘年会、新年会やゴルフに忙しい。除染の手抜きくらいでいちいち電話してくんな、このタワケ者めが。北京の日本総領事館だってなあ・・・9・18の尖閣事件の時だって、身内同士の親睦ゴルフコンペの準備に大わらわで、尖閣にかまってるヒマなんかなかったんだぞ。
民のクセして何をエラそうに・・・。ここを何処だと心得ておる!役人天国だということを、まさか忘れているわけではなかろうな。お前たちは役人の言うことだけを、きいとればええ。実はな、今さら除染しても手遅れなんや。わかるやろ・・・。中央政府がどれだけ除染に力を入れていないか・・・ということが・・・。つまりは、年貢のピンハネ合戦のための除染パフォーマンスなんやで・・・これは。アンタかてわかるやろ、そこらへんのことは・・・な。
ーーーーーというわけで、以下ネット配信記事ーーーーー


手抜き除染、夏から苦情殺到 環境省、対応おざなり

朝日新聞デジタル 1月5日(土)7時38分配信


東京電力福島第一原発周辺で「手抜き除染」が横行している問題で、住民から環境省に除染作業への苦情が殺到していたことが分かった。ところが、環境省は苦情内容や件数を記録・分析して業者の指導に活用することをしていなかったという。住民からの苦情に場当たり的な対応を重ねたことが、手抜き除染を見逃す一因になった可能性がある。除染事業の現地本部である環境省福島環境再生事務所によると、建物や道路から20メートル以内の本格除染を始めた昨夏以降、住民から「草がきちんと刈り取られていない」「洗浄に使った水が漏れている」といった苦情が多数寄せられるようになった。これらは環境省が定めた作業ルールに違反する可能性があるが、担当者の一人は「ひっきりなしに電話がかかってきて、いちいち記録をとっていられなかった」と打ち明ける。

 同事務所は朝日新聞の取材に「苦情があるたびに契約に基づいてきちんとやるよう作業現場に注意してきた」と説明。一方で具体的な内容や業者名、件数などは記録せず、苦情の多い業者を厳しく指導するなど効果的な対応をしていなかったことを明らかにした。個別の苦情にどう対応したのかは検証できないという。
ーーーーーーー以上ーーーーーー


東京大学アイソトープ総合センター長で内蔵被爆専門医である児玉龍彦教授の怒りの告発。16分21秒と長い動画ですが、必ず見てください。いまさらですが驚愕します。
福島事故の核爆発は広島原爆の熱量換算で29・6個分、ウラン換算で20個分に相当。広島原爆の場合、1年後の放射線残存量は1/1000、ところが福島では1/10程度。内蔵被爆はDNAのらせんを切断し癌、白血病を誘発。妊婦、胎児、成長期の子供ら、増殖が盛んな細胞をことごとく破壊して癌になる。チェルノブイリ被爆者の尿から、20年後も放射線物質が検出。福島の7人の母親の母乳からも、すでに放射線物質が検出された。イタイイタイ病カドミウム汚染の除去は3000ヘクタール中、半分の1500ヘクタールで費やされた国税は8000億円。福島ではその1000倍が必要。そして利権絡みの公共事業に発展する。

マスコミはもっともっと、児玉龍彦教授を露出させるべきだが、そんなことは東電をはじめ、ナベツネ読売日テレや、原発利権政治屋が許すわけがない。だって福島に原爆が20個も30個も落とされたことを想像してみてください。国民がもっと真剣に原発に反対してしまうでしょ。
そら、テレビ局に相当な圧力をかけて、お笑い番組を垂れ流し、国民の目を東北被災地から意図的に遠避けようとしています。
なんせ、日本はマシになったとはいえ、まだまだ江戸時代。「上意」がまかり通る国家ですから。