少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1674 母の幸運

今年01/19に、脳梗塞のため救急車で緊急搬送された安藤総理の母親83歳ですが、その後、経過が良好のため、来週の週末にも、退院のメドがついたと、昨夜、姉から報告がありました。
まずは、ご心配していただきました読者の皆様に御礼申し上げます。


今回の母親の一件は、不幸中の幸いで、幸運なケースでした。
母親は独り暮らしですが、脳梗塞発症時の夜8時すぎ、たまたま友人と電話でおしゃべりをしていて、電話の相手が「あなた、おかしいわよ、さっきから、ロレツが回っていない。すぐに娘さんに連絡して来てもらいなさい」と告げられ、すぐに姉に電話を入れました。
これが第一の幸運で、もし、誰も気付かず、「気分が悪いから・・・」と自己判断で横になっていたら、そのまま寝込んで、翌朝には冷たくなっていたと思われます。


電話を受けた姉も、すぐに異変に気づき、その場で119番通報して救急車を呼びました。
母親は「大丈夫だから救急車なんて呼ばなくていい」と主張したそうですが、すでにその言葉が言葉になっておらず、姉はすぐに救急車を呼びました。
姉の住むマンションから母の家まで、直線距離では100メートルほどしかありませんが、ビルの10階から降りて、母の住む3階まで行くとすると5〜7分はかかるので、様子を見てからの救急車では、そこにタイムロスが生じたわけです。


姉の咄嗟の判断も正解でしたが、救急車を呼ぶ習慣のない人は間違いなく躊躇します。ところが、姉の場合、前夫を病気で亡くしているため、当時、何度となく救急車を呼んでいたので、そこは躊躇なく119番できたそうです。これが、たとえば経験のない私でしたら、おそらく躊躇して、119番の要請に時間がかかったと思われます。
ある意味、姉の前夫にも助けられたのかも知れません。


これまで母親自身も規則正しい生活をしてきたのが、大病にならなかった要因ですが、喫煙と肉食が今回の脳梗塞の大きな原因と思われます。
私が、1/28日に中国から帰国し、1/30日に見舞いに行った時点で、入院から10日を経過し、すでに「タバコが吸いたい」「肉食べたい」と漏らしており、やや安心しました。ダメ押しで「私がこんなになったのは、あんた(私のこと)がフラフラしているせいもある・・・」と十八番の文句も飛び出たので、かなり安心もしましたが、まさかそこまで言われるとは想定外でした。


我が家は両親、姉、故義兄ともに、世界でも有数のヘビースモーカーで、室内のガラス窓などヤニだらけです。一家でタバコを吸わないのはチャミーとボニーとニワトリのピコと僕ぐらいで、家に帰ると本当に苦痛でした。今でもそうですが、タバコを吸う人と一緒の飲食は、基本的に好みません。
面会した母親の担当医は「明らかに喫煙が脳梗塞の大きな因子ですが、83歳の方に、今から禁煙しなさい・・・とは、あまり言いたくありませんし」とのことでした。まあ、喫煙がストレス発散になるなら仕方ないのですが、一緒に生活するとなると、こちらがストレスになるわけなんですがね。


当初は、治療病棟の5Fから、リハビリ病棟の3Fに移り、最低でも4〜5カ月の入院とされていたのですが、実はリハビリ病棟にベッドの空きがなく、体のいい追い出し・・・が退院の真相らしいのです。
母親本人も、入院生活には飽き、早期退院は歓迎なのですが、問題は受け入れ態勢が整っていないこと。僕が万全なら、一時的な同居の予定でしたが、まだ歩くこともできない状態です。
午前8時〜午後4時までは階下のビリケンカフェにスタッフがいるので安心できますが、彼女たちの帰宅後から、翌朝までの16時間、および日曜祝日は独りきりになるのが問題です。どうしても無理な場合は姉が自宅に連れて帰ってくれるそうですが、母親の性格からして長期は難しいでしょう。


また、霊波之光の多くの信者さんたちが、母親の知らないところで、回復の祈りを捧げてくださいました。
母も姉も僕が「変な宗教にハマっている」という認識しかないので、彼女たちに多くは告げませんが、お祈りしてくださいました、信者の方々に御礼申し上げたいと思います。
また、スタッフの中には、つい先週、お父様を病気で亡くされた方がおります。しかし、すぐに店に復帰していただき、かつ、母親の病院に何度も駆けつけてくださった方もおります。彼女のお父様のご冥福も祈らせていただきたいと思います。


脳梗塞に関する知識です。01:30あたりからご覧ください。11:00以降は脳ドッグのコマーシャルです。

みなさま、ありがとうございました。