少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1704 防大の憂鬱

昨03/17 防衛大学の卒業式が行われ、413名が卒業したそうだ。
さすがにこの数、少数尖鋭と言いたいが、果たして期待に応えてくれるだろうか? そのうち8名が任官を拒否したそうだが、これまで、国民の税金で勉学し、給料までもらっていたのだから、「はいそうですか・・・」とタダで脱走させるわけにはいかんだろう。
向き不向きがあるだろうから、または高額な条件、甘い汁に誘われて民間に下るケースもあると聞くので、マスコミは脱走におけるペナルティーも公表してもらいたい。普通の大学と違い、重要な国家防衛機密の一部情報を取得した特殊な学生だ、いくら自由主義とはいえ、野放しするには危険すぎる。


安倍ちゃんが評価できるのは、対中国、韓国、北朝鮮に対する警戒心の強さ。オスプレイの導入も、TPP参加もいわば、地回りのヤクザ(米国)に対しての見ケ締め料(奉納金)。「米も砂糖も犠牲にして、中国から日本を守る。そのために米軍の軍事力が必要だ。中国に占領されたら、米も砂糖も保険もそれどころじゃない。ここはひとつ、アメちゃんに飴やって、不良兵士(グリーンカード欲しさに不法入国してきたゴロツキ連中)に最前線に立ってもらい、とりあえず、尖閣竹島は死守しよう・・・」と本音を言えば、安藤総理も全力で協力するが、「未来の日本のため」とか「美しい国を守るため」とか「日本の農業をより良い云々」とか美辞麗句でリードしようとするから誤解が生まれる。
安倍ちゃんよりタチの悪いのは、当然、ヤクザのごとき「日米安保」をエサに「小銭」欲しさにTPPで揺さぶりをかけるオバマ米国だが、この小銭は永久奉納となり、だったら、米軍に見ケ締め料など支払わず、憲法を改正し、日本独自で軍事力を強化した方が良いのでは・・・という議論になる。


いずれにせよ、防衛大学の尖鋭は、今後の日本の軍事を司る大切な責務があるが、そういう自覚があるか、実際に聞いてみたい。
安藤総理、現在、自衛隊中枢に潜入して34日目を迎えるが、ろくに挨拶もできないボンクラ防大生が何人かいる。たしかに食堂でお勉強する姿を見かけるが、警察同様、現場と机上のキャリアとでは、温度差がありすぎて、正常な機能が果たされていない・・・という、現場自衛官の話をかつてきいたことがある。


なるほど、昨今話題の東電の公開ビデオを見る限り、福島の現場と東京本社のやり取りは酷いの一言に尽きる醜悪そのもので、だが、これも、どの分野においても、おなじ現実があり、救いようのない温度差が人命を奪うにまで至った事実がある。
これが、戦争へと、現実に発展すれば、防大卒官僚の指揮ひとつで部隊が全滅する事態にも、当然だが遭遇する。
以下、ネットからの記事転写ーーーーーーー

中国の挑発「危機は今そこに」…防大で首相訓示

読売新聞 3月17日(日)19時20分配信


安倍首相は17日、神奈川県横須賀市防衛大学校の卒業式で訓示し、沖縄県尖閣諸島周辺で活発に活動する中国を念頭に「我が国の領土・領海・領空に対する挑発が続いている。現場で起きていることは今そこにある危機だ。私は先頭に立って、国民の生命・財産、領土・領海・領空を守り抜く決意だ」と述べた。

 その上で、「防衛大綱を見直し、南西地域を含め、自衛隊の対応能力向上を進める」と強調した。また、2009年に米国で旅客機を川に緊急着水させ、乗員乗客の命を救った機長が「日頃の訓練どおりに行動しただけだ」と語った逸話を紹介し、「一生に一度あるかないかの『そのとき』に、完璧に任務を全うする。その心構えを常に持ってほしい」と激励した。
ーーーーー以上ーーーーーーー


安藤総理もあんまき高校3年の時、自衛隊「航空学生」という戦闘機乗りになる試験を受けた。こんな時代が来るなら、も少し頑張って受かっておけば良かったな・・・とつくづく思う。

昨年のことだが、F15のパイロットと話す機会があった。
18歳からパイロットの訓練をする彼らに混じって、防大卒のエリート士官も訓練に来るそうだが、やはり温度差があって派閥みたいなものが、自然発生するそうだ。


韓国のように、徴兵制にするのもひとつの手だな・・・。