1722 浄土からの声が聞こえる15
もし、どなたか、ツテがあれば伝えて欲しい・・・・
老婆が具体的なメッセージを送ってきました。
男の子の名前は「響(ひびき)」くん。8歳。現在なのか、2年前なのかはわかりませんが、おそらく2年前。
海の底。比較的浅瀬の部分。老婆の近くで、綺麗な状態で眠っているそうです。きょうも海は冷たい・・・ですって。
響君のお父さんの職業は警察官か消防士。ミニカーのパトカーと消防車が宝物。家に置いて来てしまった・・・と泣いているそうです。
この寒いのにグレーの半ズボン、上は白の長袖、帽子はかぶっていません。
6月23日の日曜日までに探し出してあげてくださいとのこと。その日は響君の誕生日で、それまでに見つからなければ、ご両親は捜索を断念しようと考えています。響くんは、ご両親が探し出してくださることを待っています。
こちらが無意識状態の中での話なので6月23日が何曜日なのかまでわかりません。目覚めてからカレンダーをチェックしたら、6月23日は間違いなく日曜日でした。7分の1の確率とはいえ、おばあさんが、はっきりとそう言ったので間違いないでしょう。
岸壁の比較的近く、素潜りでも辿り着ける場所にいます。仰向けで、海の表面を見ています。幸いにも腐敗がなく、すぐに響くんだとわかる姿で待っています。
どなたか、この情報を、宮古の捜索隊に伝える術を知りませんか。苗字はわかりません。よろしくお願いいたします。
昨年のこと。ここで知り合った横須賀海兵隊の海軍兵と仲良くなり、生々しい救助活動の様子を聞かせていただきました。
地震発生後、横須賀湾沖で訓練中だった彼らの船はスクランブルでそのまま宮城県に直行したそうです。そんな彼らも着の身着のまま、食糧も着替えもタバコの買い置きも持たずに直行です。
スキューバ隊が海に潜り、ゴムボートの上で、彼らがご遺体を引き揚げる作業、20体・・・30体・・・、きりがなかったそうです。中には損傷の激しいもの、ずっと前からあったと思われるご遺体、子供、激しい異臭と悲しみに暮れながらの作業だった・・・と話してくれました。
興味深かったのは、ほぼ、同じ時間、海水の中にいたにもかかわらず、綺麗なご遺体もあったそうです。同じ条件だと思われるのですが、どうして綺麗なままなのか、隊員たちにも謎だったそうです。