少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1738 修羅の医療現場1

医療業務の一端に携わるようになってから早15年になる。医者でも看護師でも事務員でもない安藤総理だが、第三者として垣間見えるものが多々ある。
今回も三宿の軍人病院に滞在して早47日目、中国での病院滞在を含めると都合61日目になる。どんな状況においても、医療施設内に居ると、自身の魂が落ち着くという現象は医療現場が自分の居所なのだと気付きます。


そんななかでの、本日の結果報告は見逃せません。
知人の老舗鮨屋の大将が嘆いていました。宴会で招かざる客のワースト3は、医者、警察官、学校の先生だそうです。それぞれストレスのたまる職場で、基本が真面目な人種だから、発散の方法がわからない。小人数ならまだいいが、集団で来て酒が入ると、そらもう、手がつけられなくなるそうです。容易に想像できますよね。


現在お世話になっている施設は国内でもトップクラスの医療スタッフ、医療器具が集結しています。ですが、にもかかわらず、ただ医師免許を持っているだけ、看護師の資格を持っているだけ・・・という人も見受けます。ただ、他の医療施設と比較したら、そういう人は圧倒的に少人数ですけど。


では、報告を検証したいと思います。進藤先生や、里見先生みたいな医師はそりゃあいるでしょうけど、ほとんどはドラマの中の江口洋介だけです。


ーーーーーー以下ネット記事&安藤総理の解説ーーーーーーーー

松葉杖で殴打、刃物で脅し やまぬ院内暴力−私大病院本院で4割強が被害

医療介護CBニュース 3月29日(金)21時10分配信


「目の前で患者が松葉杖を振り回し、医師を殴り付けた」「刃物をちらつかせることもある」-。東京都内の私立大附属病院本院11施設で構成される「私立大学病院医療安全推進連絡会議」は29日、11施設の職員2万2738人のうち1万79人(44.3%)が、暴言や身体的暴力、セクハラなど何らかの「院内暴力」の被害を過去1年間に受けたことがあるとの調査結果を発表した。同日に記者会見した各施設の安全管理者らは、院内暴力の一部を列挙し、安心・安全な医療の提供に支障を来しかねないと訴えた。
(総理解説=いきなりこのような書き出しでは、病院職員のみが「被害者」であると読者に印象づける。そうなるに至るには、必ず理由がある。病院職員に落ち度がなかったか、書き出しは双方の言い分を公平に書かなければ真の報道とは言えない)



 東京慈恵会医科大附属病院の森山寛院長は会見で、「予測を上回る厳しい結果だった」と述べた。また、「病気が心配でぴりぴりする患者さんの気持ちは分かるし、職員にも改善すべき点はある」とした上で、「職員が十分な能力を発揮できない状況に追いやられると、医療安全上、非常に問題がある。信頼関係を築くことが、高次機能を担う大学病院では必須だ」と指摘。患者側にも理解と協力を求めた。
(総理解説=ちょっと待った。患者側にも理解と協力を求めた・・・とあるが、「職員にも改善すべき点はある」と述べているが、職員にはどのような指導をして、理解と協力は求めないのか?ニワトリと卵だが、患者が暴れるのは、医療側に何らかの不満や落ち度があるからではないのか?その因果を詳しく説明して欲しい)

 同連絡会議は2011年12月、11施設の全職員2万9065人に調査用紙を配布。78.6%から回収し、有効回答2万2738人分を分析した。男女比はおよそ3対7。職種は、「看護師・准看護師保健師助産師」が1万22人で最も多く、このほか「医師・前期研修医・後期研修医」が4230人、「事務員」が2586人、「臨床検査技師」が987人、「看護助手」が924人、「薬剤師」が577人、「放射線技師」が560人などだった。

 調査結果によると、暴言などの精神的な暴力を受けた経験があるのは9447人(41.5%)。職種別に見ると、「看護師・准看護師保健師助産師」の49.9%(5002人)、「医師・前期研修医・後期研修医」の44.1%(1865人)、「事務員」の41.9%(1083人)などだった。一方、身体的な暴力は3370人(14.8%)、セクハラは3212人(14.1%)が受けたことがあると回答。「看護師・准看護師保健師助産師」では、それぞれ27.1%(2720人)と24.9%(2498人)が経験していた一方、他の職種は軒並み2割未満だった。
 男女別に見ると、暴言の74.6%、身体的暴力の84.4%、セクハラの95.5%が女性だった。
(総理解説=このようなデータを公表する場合、必ず患者側にも同じ質問をして、患者側にも医療機関側から、何らかのハラスメントを受けていないか、同等量のデータを出さなければ、一方的な医療機関擁護、提灯持ちのお猿の籠屋になってしまうぞ)


つづく

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