1781 平成の芭蕉へ
「暁の 霞を割いて 早馬の」(平成芭蕉)
安藤総理注釈=夜が明ける寸前、世界が漆黒から赤らむ頃、暁は時刻を告げると同時に目標達成の意味を持つ。視界を遮る、朝霞は立ちふさがる困難を意味する。しかし、そのさわやかともいえる困難を切り裂いて、颯爽と疾走する早馬・・・。騎乗には平成の芭蕉が・・・。
安藤総理が55歳までに達成する目標です。極めて個人的なことなので、お忙しい方はスルーしてください。時間の無駄です。
20代、新聞記者をしていたころ、骨董品蒐集にはまり、プロ野球の地方遠征の出張の際は、たいがいの午前中は地元の骨董店巡りをしていました。当時の給料は雀の涙ほどで、ほとんど何も買えず、見るだけでした。それでも好きで日参してしまうほど、飽きないのです。
定年退職して60歳になったら、骨董屋を開いて、余生を楽しもう・・・というのが、安藤総理の、当時の人生設計で、そのつもりで、35歳の時に建てた2軒目の家(現在の笹塚の自宅)の一階は、骨董店の店舗用にデザインしました。
こんな感じです。
ところが、家が出来上がったころ、日刊ゲンダイを辞めてしまったので、35歳から骨董屋。計画を25年ほど繰り上げました。
ところがインターネット様の普及と同時に、コレクターアイテムの店頭販売という形態は ものの見事に崩れ、骨董品とフリーマーケット(レプリカ商品の氾濫)の区別が、そんなのカンケーねえ状態になり、市場はコピー商品思考へと走り、折からの不況とも相重なり、バカ高い不用品(趣味嗜好品)は自然淘汰の道を辿りました。
その後、思考錯誤で、生活の手段を講じて、アメリカ、中国を駆けずり回ること十余年。「つかみかけ 逃し逃すは 世の常か」(平成芭蕉)のごとく、今日に至っております。
他に類をみない行動力だけが、安藤総理の唯一無二の武器でしたが、無理するほどに大車輪である両足に負担がかかり、医師から足の切断を迫られること、この10年間で合計4回。右足2回、左足2回。手術日まで決められた時もありました。10人の医者が見たら、10人が切断だと判断する・・・と言われた時もありましたし、一度など右足の付け根からバッサリと言われた時は、さすがに焦りましたが、いずれも霊波之光の神様に救われたと信じています。今回も、人の足を切りたくてうずうずしている、形成外科医が、安藤総理の様子を伺っていましたが、なんとか切られずに済みそうです。肉屋のガラスケースの中の赤い剥きだしの肉から、ようやくソーセージ状態になってきた感じです。
そんなわけで、55歳の誕生日(あと一年四か月)を機に現役から退き、芭蕉生活に入ろうという計画を立てました。
松尾芭蕉は自足で全国を行脚しましたが、平成芭蕉の安藤総理は、そういうわけで自足行脚は基本無理です。そんなわけで、あんまき高校の同級生のコクネモーターズに早馬代わりのキャンピングカーを期日(2015/08/30)までにお願いしておきました。そしたら、ちょうど手頃の子がネットに出ていたので、ここに個人的な目標設定として記しておきます。
本当にいいものは「少数派」の中にあるので、この車も売れずに倒産したそうです。安藤総理の少数派セオリーと合致します。しかもエンジンはBMW搭載なので、ますます気に入りました。こいつを手に入れて、本格的に芭蕉活動に入りたいと思います。
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キッチンやトイレ完備のキャンピングカーは、米では人気が高い。しかし、運転のしにくさや、燃費の悪さ、駐車場所など難点が多いのも事実。しかし、こんな悩みを解消してくれるような高性能なキャンピングカーが、実は80年代に登場していたのをご存知だろうか。今回は、最近ネットでマニアックな話題を集めているそんなキャンピングカーをご紹介しようねつ
米ミシガン州ボンティアックでVixen Motor Companyが1986年から1989年にかけて生産販売したキャンピングカー「Vixen(ヴィクセン)」は、エアロダイナミクスに優れている上、車高は一般的なガレージに収まるほど低く設計されている。BMW製ターボ・ディーゼル・エンジンを搭載し、最高速は100mph(約160km/h)で、燃費は1ガロン(3.78リッター)当たり約30マイル(約48km)。また室内は、身長180cmの人でも立って歩けるほど快適な空間が確保されている。
同車は販売当初から高い評価を得たものの、実際に売れたのは300台のみ。その後、モデルを増やしたが、3年間で合計587台しか売れず、同社はあえなく倒産してしまった。ところが今年になって、熱烈なオーナーたちの支援により「Vixen Motorcoach Co.」が設立され、ヴィクセンが復活することになったのだ。レアモデルとして注目されるヴィクセンの人気をうかがい知ることができる。
Vixenの詳細が気になる方は、80年代に制作されたコマーシャルビデオでその姿をチェックしてみよう。
興味のある方はクリックしてみてください。
http://jp.autoblog.com/2013/04/11/80s-vixen-rv-is-the-first-drivers-motor-home/
安藤総理注=平成芭蕉(へいせい ばしょう) 安藤総理が、記者時代・・・光文社の「FLASH」の創刊時代から外部スタッフとして企画、取材、原稿に携わり、大変お世話になりました。20代後半から30代前半にかけてですかね。
今では信じられない話ですが、当時は企画書の提出(週に一回)だけで10万円(採用されなくても)。原稿料は400字詰め原稿用紙1枚で4000円でした。
破格の厚遇でしたから、こちらも期待に応えようと必死で飛び回り、原稿を書きまくりましたね。そして誰が呼んだか「平成の芭蕉・・・」。安藤総理はFLASH編集部内では「芭蕉」と呼ばれていたのです。
「旅ゆかば 見えぬ世界の 中(うち)を見る」(平成芭蕉)
安藤総理注=連載「浄土からの声が聞こえる」はいかがでしょうか?安藤総理は浄土ヶ浜に行ったこともなければ、佳子なる登場人物にお会いしたこともありません。すべてが、海底に沈んだ老婆からのメッセージをそのまま、文章という活字媒体に変換しているだけです。
しかし、その実情、つまり佳子のモデルとなる女性の知り合いは、「どうしてそこまでわかるの? アタシ、安藤総理に、そんなことまで話していないよね。どうして、そこまでわかるの?知ってるの?」と問われたことがあります。彼女しか知らない事実、総理に話していない事実が、何か所も、文中に出てくるそうです。どうして?と聞かれても、私にもわかりません。老婆がそう言っているだけですから・・・おばあちゃんに聞いてみて・・・としか。
安藤総理の脳は、平成芭蕉となって、見えぬ世界の中(うち)を旅しています。母・美和子の詳しい病名は、深夜、投薬されている薬の名前と同時に、はっきりと告げられました。あわててメモして、翌日、調べました。全く知らない名前のクスリでしたが、本当に実在していました。