少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1792 処方箋自殺2

ネットで見つけた記事をそのまま転載します。


自殺した娘が抗うつ剤の副作用だったかを知りたい
昨年(2012年)6月に25歳の娘を自殺で亡くしました。
精神クリニックでの投薬を受け始めてから2か月とちょっとでした。

それまでは全く精神的疾患も障害もない、ふつうの若い娘でした。(若いなりの仕事や恋愛、人間関係も「ふつうに」持っていましたが)

精神的に落ち込んだはじめは恋愛問題でした。自傷行為があり、自分でこのままではいけないと精神クリニックに行き、うつ病ではない(正確な病名はいまではわかりません)が、と言われながら抗うつ薬を2週間分処方されました。
投薬を受けた後、ふらつき、吐き気、過呼吸がひどく、休職して自分のアパートで療養生活を送りました。その間、私の知り合いのカウンセラーに1回カウンセリングを受けましたが、病的な症状ではなく、カウンセリングを続ければ自己解決できる、と私が直接言われました。

薬の副作用が落ち着くまでがまん、と言いながらクリニックに通い続け、薬の処方は続きました。
その間、セカンドオピニオンで、県立総合病院にも受診しましたが、別の薬はもらわず「パニックになったときのために」と頓服をもらっていました。

その後、彼との関係を悲観せざるをえない出来事があり、娘は医師から処方された薬を大量に飲み、自殺未遂を図りました。
搬送された救急は精神科のある県立の総合病院です。娘もセカンドオピニオンで受診したことがあります。
そこでは血液検査の結果、「内科的には緊急性がなくなった。薬は尿で流せる程度のものだから」と入院を受け付けてもらえず、こん睡状態のまま自宅に帰されました。
次の日、彼との間で口論になった後、10分間目を放している間に近くのビルから身を投げてなくなりました。

クリニックからもらっていた薬が、以前から問題になっていたSSRI系のものなのか、など、自殺直後の混乱した中で調べることもできず、日が経ちました。
また、精神科を持つ県立総合病院が、明らかに自死念慮を持った救急患者に対し、一晩の入院も認めなかったことが正当なのかも、考える余裕もありませんでした。

私は医療裁判を起こそうと考えているわけではありません。娘が戻るわけでもありません。
しかし、知りたいのです。自殺の後、娘の死の責任は自分にある、と責め続けてきました。
また相手の男性の人生も変わってしまいました。
知ったから何も戻ってこないけど、娘の死の一部に医療体制の問題があったのかを。

手元には当時のカルテも、薬の処方箋もありませんが病院側に当時の対応について明らかにするように請求する方法はないでしょうか。
重ねて申しますが、賠償金を要求するようなつもりは一切ありません。