少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1794 輸血拒否/エホバの証人

これは しょうがない・・・としか言いようがありません。
安藤総理のとことにも、3名ほど」エホバの証人」の信者さんがみえました。
「輸血しないで、腎臓移植手術を受けられますか?」
中国の病院の執刀医に確認した。
「できます。問題ありません。ただし、外科手術ですから少量の出血は伴います。その時はご本人の血液を使いますから、手術前に、本人から200CC〜400CCほど、事前に血液を抜きます」と回答。
私は喜び、患者に告げました。「できます!大丈夫です。問題ないそうです」
「ああそう、ですか、よかった〜」
で、私は、医師の話を告げました。
「えっ・・・自分の血を輸血・・・」
「はい、そうです、ご自身の血液ですから・・・」
「そうですかあ・・・・。実は、それもダメなんです。エホバでは、自分の血液を体内に戻すことも禁止されているんです・・・・。あきらめます、ありがとうございました」
まったく同じパターンで成人男子2名、女子1名。3名とも同じ理由で移植を断念されました。
「宗教信仰の自由」が憲法で認められている以上、何にも言えません。
NYには廣瀬輝夫先生という無血手術で有名な日本人外科医がいらっしゃいます。過去に6000人以上の「エホバの証人」の患者さんの外科的手術をされた医師があります。もう、その先生にお願いするしかないでしょう。


そこで思ったのですが、まだ自分の意志が薄弱な子どもの場合は誰がどういう基準で判断するのか?
人工透析だって、一回、自身の血液を体外に出してから、また入れるわけで、論理は同じだと思うのだが、その点はどう考えているのか?
まあ「宗教」の問題なので、それを含めての「信仰」なので、それについて議論する気はありませんので、これくらいにしておきます。


ーーーーーーー以下 ネット記事より転載ーーーーーーーー


エホバの証人」信者の家族が輸血拒否…死亡

読売新聞 4月16日(火)21時44分配信


 青森県立中央病院(青森市)で2011年4月、宗教団体「エホバの証人」の女性信者(当時65歳)の家族が、女性の信仰上の理由で手術中の輸血を拒否し、途中で打ち切られた手術後に、女性が死亡していたことが分かった。

 病院によると、女性は同月28日昼頃に体調が悪化して入院。急性硬膜下血腫と診断され、手術が必要となった。女性自身は意識不明だったため意思表示はなく、女性の息子が輸血拒否を申し出て、書面を提出したという。

 手術中に出血が止まらなくなり、病院側が説得したが、息子は応じなかった。手術は打ち切られ、女性は同日夜に死亡した。

 教団関係者によると、息子は信者ではなく、女性は輸血拒否の意思表示カードを作成していたという。ただ、病院側は入院時は持っていなかったとしている。
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最終更新:4月16日(火)21時44分

ーーーーーーーー以上ーーーーーーーーーー


安藤総理は他宗教を否定しません。その宗教によって救われる方々も大勢いるからです。