少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1800 オバケへの手紙

筆まめの安藤総理は、インターネットなどなかった時代に、かなりの書簡を知人友人愛人に書いては出した。いや・・・出せなかった分もかなりある。
あんまき高校を卒業して渡米・・・。皆の衆に近況報告を兼ねて手紙を書いた。特に男子には、当時まだ、日本では解禁されていなかったプレーボーイのヘアヌード写真を切りぬき、漏れなく進呈した。これが、思わぬ大好評となり礼状が殺到するとともに、催促も半端なく殺到した。
なんとか、リクエストにお応えしようとしてバイトしてはプレイボーイやハスラーを買い、切り抜き、同封しては送るという作業を繰り返したのだが、どうやら力尽きたらしく、最後は「切手代」にもコト欠き、出せなかった手紙が30通ほど残ってしまった。


その中に、亡くなった「オバケ」こと岡田友彦くんの分があったことを、昨日、突然、思い出した。クラス会で会ったとき、サプライズで渡そうと、思っていたことを思い出したが、それは叶わぬこととなってしまった。
もちろん、手紙も入っているので、何と書いたか、自分自身も興味あるので読んでみたい。しかし、あとは切手を貼るだけで、封筒には糊付けしてあるから開けない。ご遺族に渡すにも、確実に、プレーボーイのヘアヌードが入っているので、開封されたらサプライズされると思う。どうしようか・・・。


卒業してから「オバケ」の消息を知る人はあまり居ない。
昨夜の通夜、あんまき高校の同期の参列者は二人だけだったそうだ。
小中高と12年間ずっと同じだった釣り師・高木くんと、柔道部のアントニオ松井くんだけ。
「オバケ」は嫌われ者でもなければ、問題児でもなく、変人でもなければ、いじめられ子でもなかった。単なる無口のおっさんだった。
高木くんをもってしても「オバケ」が誰と親しかったかわからんとういう状態で、連絡のしようがなかったという。5年前のクラス会に電話で高木くんが誘うと「ほんなもん、行きゃあへん」と断られたそうです。「行っきゃあへん 言うやつ 無↑理↓に誘うわけに 行きゃあへんだらあ」と高木くんが言うので「ほだな」(三河弁=そうだな)と答えました。


一応、安藤総理は医療関係や民間療法の情報を沢山持っています。宗教は好き嫌いがありますが、「生命」には代えられません。「死んでからでは遅すぎる」のです。命に別状のある方は、ご連絡ください。ちなみに岡田友彦くんは「肺癌」だったそうです。
彼が喫煙者であったかどうかは知りません。ヘビスモの方はご自愛ください。

岡田くん、手紙、渡したかったよ・・・・。