1847 謙虚に生きる
「社長、一日中、ず〜と、ベッドの上におると退屈でたまらんだらあ?」
少数派日記を愛読していない、レトロカフェ・ビリケンのMちゃん店長が電話でそう言った。ビリケンカフェは、残念ながら、忙しいとは言い難いが、こちとら毎日毎日、分刻みの生活で、一日24時間−8時間(睡眠時間)=16時間が瞬く間に過ぎてしまう。現在、朝5:30だが、少しでも気を抜くと、すぐに消灯時間がきます。
昨05/09は、5:30起床。起床時間の6:00まではパソコンを打つと音が出るので、静かに読書。週刊誌の記事を漁り、必要な資料だけ切りぬく。これ毎朝の作業。
06:00からパソコン解禁。紙兎ロぺを見て、07:30に検査室に行き採血。昨日はここへきて、初めて1番クジを引きました。というのも、普段は10人くらいの患者がいるのですが、昨日はなんと総理ひとり。「ひとりだなんて、今まで経験がないなあ」と検査兵。軍人病院はじまって以来の快挙だそうです。しかも採血兵は、この日、千葉駐屯地から派遣されたばかりの美人採血兵で「初めての採血者が安藤総理とは光栄です」という心の声が聞こえました。
昨日は加えて、点滴2本(各90分)にバイタルチェック2回、注射8回、MRI検査60分、治療40分、その間に超メンドクセー食事3回、面会者2名(見舞ではなくお仕事の話)、仕事の電話、中国2本、国内2本、売文用の原稿2本書いて、その間の一瞬の虚をついて「少数派日記」2本。午後、どうしても眠くて15分の昼寝(ロスタイム)がもったいない。
夜は夜で看護兵が一時間置きに見回りにくるので、読書もできず、完全看護というよりは完全監視という状況で、一度、目をつけられるとすべての行動が逐一報告されるシステム。極度の緊張生活で、疲労が困憊です。
こと物書きですから、集中してパソコンに向かうのですが、乗ってきたところで、作業を分断されるのが、きついですね。また、一からエンジンを温めなおして書くわけですよ。でも、これもいい訓練になります。
きょうは、まだ検査の予定がないみたいですので、16時間を有効活用したいと思います。
本日の松風庵主、安藤総理風アレンジで。
東京新聞中日新聞の運勢より・・・
運勢(10日)
「自然の叡智を知る者に闘争無し、謙虚な人生がある。凡夫であると我が身を知らぬ者が他人に説教はできない。自らの智に驕るな、知られざる智の限界を知って謙となる。互いの欠点を知った者同士が和合して力が生ずる。愚にして野望を抱かず、安楽を送る。
花咲爺さんの心に花への優しさがありて枯れ木に花が咲いた。老松隆々として老いを見せず天運めぐり来る吉祥日。一生に一度の出会いで終生忘れない事がある。奇縁というべし。
無心とは心が無いわけでない。とらわれなきを無心と言い凶を吉へと転ず。内容を知らずして口を出すことは自分の不知を表す、本日黙して吉。自ら出たものは自分に返る、善事に於いても悪事に於いても。先生が児童に教育するに、効果を願わず無心誠意たれば上々。
自然の叡智を知る者に闘争無し、謙虚な人生がある」
(松風庵主)
本日は河島英五さんで「時代おくれ」
河島さんが、安藤総理のことを唄った曲です。なんだか照れますな・・・。
ただ曲中に二か所だけ間違いがありました。どこだかわかりましたか?
1・安藤総理は、マイクが来たなら 微笑えんで 十八番を千曲ほど唄います。
2・安藤総理は、だいたい一年に24度ほど酔っぱらいます。
みなさんも、安藤総理を見習って、目立たぬように謙虚に生きましょう。