少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1999 安曇野紀行3

19歳女子大生・・・、テレビで観たことはあるけれど、ナマの女子大生をこれだけ至近距離で見るのはいつ以来だろう・・・。さすがのヤングマン(この中ででね)クマちゃんも久しくキャバクラには行っていないし、それに薄暗がりの部屋ではなく、まっ昼間にお目にかかるのは、いつ以来か記憶にないという。


19歳女子大生・・・聞けば、なんと蕎麦ウナギねじり鉢巻き支店長の御令嬢で薬学部に通う才女。ドイツ語専攻の美女。「19歳女子大生が、親父についてくること自体が奇跡のようなもの」とはクマちゃんの名言。総理の狭い笹塚の自宅は12畳+4・5畳の居間兼食卓に、仮面ライダー1号・2号の学習机を置いて凌いでいますが、この度、総理との距離をおくため、知らぬ間に鉄のカーテンなるものを設置され、総理が夕食のカップラーメン用のお湯を沸かしにくると、ガガガガーともの凄い勢いでカーテンを引かれ、居間が二分さてるのです。敵ながら、ナイスアイデア


そんなわけで、女子大生の御令嬢とはちまき支店長の夢のコラボを見せられて、我々二人は満塁ホームランを打たれた敗戦処理投手とキャッチャーのように意気消沈。おまけに美人奥様まで連れてこられ、安藤総理とクマちゃんはウナギをヤケ喰い。きょうび、田中貴金属の「純金」なみの高騰を見せる国産ウナギを、総理とクマちゃんと蒲焼き、白焼き、各一尾ずつ、それぞれ計二尾、平らげるという、これまたミラクルなウナギ三昧。あの吉牛でさえ、中国産をペラ一枚分(味付け海苔くらいの大きさを二つに切って乗せる)の鰻丼で680円から取るご時世。宮川あたりじゃ、ランチで平気で3900円とかのメニューを出す時代。
クマちゃん、来て本当に良かったなあ・・・。


「ウナギ・・・まだあるけど・・・誰か食べな〜い?」
こんな景気のいい声、本当にいつ以来だろう・・・。90年代のバブル期?以来かしら。読売の宮崎キャンプの取材で、青島グランドホテル近くの鰻屋さんで、蒲焼き、白焼き一尾1000円を、それぞれ注文して大人喰いした時以来、人生で二度目の、二尾喰いでした。


ちまき支店長さん、地元の鰻屋さんから、生の鰻を仕入れてこられ、自らさばいて、串に刺し、炭火で焼く。蕎麦は打つし、19歳もついてくるし、まるでメークミラクルな人。
「ここに来て、よ〜くわかりました。やっぱ、家族は仲よくしないといけませんね」とクマちゃん。まさか総理大臣に向かって当てつけではなかろうが・・・。
(つづく)