少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2004 安曇野紀行6(ATIの想い出)

11/25(月)
運転手のクマちゃんは、前日、一足先に、特急「あずさ2号」にて松本より帰京。同じく仕事のため、帰豊する愛読者様のキャンピングカーで松本駅まで送っていただいた。
10時のチェックアウト・・・とは、コッテージもシステム化されたホテル扱いに哀愁。お姉さんたちに、別れを告げ、ひとり、安曇野の山奥へとエスティマはひた走る。その様子を句に託したのが、前節の「平成芭蕉in安曇野」。文科省が、ゼヒ、教科書に載せたいと懇願するのなら、承諾もしてやろう。未来の芭蕉のために・・・。


目的は、ATI(若かりし頃、総理が8カ月間幽閉された、大学受験合宿予備校)と、当時、お世話になったミンキーおばちゃんの生存確認のため。シカゴから帰国した総理21歳は、この合宿予備校で虎の穴同様の一日12時間勉強の特訓生活に入る。年齢、性別、偏差値もまばらな23人生徒が、この合宿で衣食住勉を共にする。集団生活のため、無断で屁をこくことも許されない。


ここでの出世頭は軍人病院のDrM嶋。金星は、入校時、中学生並みの学力しかなかったのに、第一志望の東海大海洋学部に当選した鵠沼海岸コバチュー。明大ドラゴンズファンクラブの副会長になったO野ともここで出会った。猫殺しのギタリスト・レッドキングF島、日大二高野球部・税理士N原も同期。あと、テクノ田中、磐田の下駄ジャージ男・三宅、宝塚の耕三、奈良の眼鏡、福山の森戸、屁こき虫・田島・・・なんてのもいたなあ・・。奇人変人怪人が集い、脱走兵一名(M尾)、窃盗犯二名(模擬テストの回答及び、金庫から同期生の金品を窃盗。Y岸、T良。=当然退学)。Y岸はその後、その天才的窃盗能力を生かし、ヒマラヤ山中に「窃盗の穴」という、泥棒養成学校を開校し、数多くの窃盗犯を世に輩出している。
予備校に来て、試験の解答を盗んで一番になって、なんか意味があるのか、よくわかんねえし。本番でやるなら、オイラも手伝ってもいいけど、間違いなく怪人ナンバー1。


正面からはこんな感じ。



2階は昼は教室、夜は寝室。布団を敷いて雑魚寝。当然ON(意味は田中康夫シェンシェイに聞いてください)もできず、出したい盛りの二十歳前後。みんなここで夢精を経験す。当然、総理も。




横から見てもイイ感じ。




本来は用務員さんの部屋。建物の裏にある。夏以降は安藤部屋として活用。テレビあり、コタツありの快適空間。ここで日本シリーズ観てました。