少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2069 節分の鰯と柊

知りませんでした、節分のイワシとヒイラギ・・・


節分・・・季節の移り変わるとき、すなわち立春立夏立秋立冬の前日の称。特に、立春の前日の夕暮れ、柊(ヒイラギ)の枝に、鰯(イワシ)のアタマを刺したものを戸口に立て、大豆を炒った鬼打ち豆を撒く・・・。



本日の横浜総合収容所での昼食に出たカードのイラスト。この魚と柊の暗号がわからずに調べました。その結果・・・
1・炙ると大量の煙が出るイワシを焼き、煙で鬼の目に涙作戦。いわゆる催涙ガスでおびき出し、柊の葉のトゲトゲで鬼の目を刺す戦法。
2・生臭い匂いが好きな鬼を、生臭い臭気のする鰯のアタマでおびき寄せ、ガブッと食べようとしたところ、柊の葉のトゲトゲが、鬼の目に刺さり、鬼を撃退する作戦。


ひどくないか? これでは鬼があまりにも可愛そう。プロレスでも禁断の反則技・目つぶし攻撃。「ルール無用の悪党に 正義のパンチをぶちかませ」とタイガーマスクの主題歌にあるが、これではどちらが「ルール無用の悪党」だかわからないぞ、アケチくん。どんな理由があろうと、目つぶしはいかん。話し合え。


だからなのか、本日の昼食の主菜はイワシの梅煮、美味。


豆まきも地方によって違うみたいです。
通常は「鬼はそと〜 福はうち〜」ですが、これは、今、講読中の「シークレット」あるいは「引き寄せの法則」に反します。「鬼」をイメージしただけで、「鬼」が来る・・・というのが、宇宙の法則。
最近では「福はうち〜 福はうち〜」とやるのが流行りで、確かにこれなら宇宙の法則、引き寄せの法則の教え通りです。


なかなか粋なメッセージでしょ!


収容所1階にある7-11に行ったら、善光寺御祈願済の鬼打ち豆100円が一袋残っていました。残り物には福がある・・・ということで、アキラ先輩のように、ほっぺたいっぱいに食べてみようと衝動買い。オマケについていた鬼のお面の裏の能書きが面白かったので要約して転載します。


「宇田天皇の時代(888〜896)に鞍馬山の鬼が都に出てきて困ったので、毘沙門天のお告げにより、7人の博士が49日間、祈祷して鬼の出てくる穴を封じて、3石3斗の豆を投げつけて退治した」そうですが、宇多天皇といえば、本日、宇多田ヒカルが再婚したそうですが、ぜんぜん関係ありません。


それにしても、やはりひどい話。888年のこととは言え、鬼が都に出て来て困った・・・ってあんた、鬼が何か悪さでもしたんかね? 桃太郎だって特に理由もなく鬼退治だろ。 それに、いくら童話とはいえ、キビだんごに釣られた犬と猿とキジで鬼に勝てるというのかね、アケチくん。だからといって目つぶし攻撃は道徳的ではない。


それによ〜く考えてみれば、鬼にはお手手がある。ヒイラギに刺さったイワシを食べるのに手を使うだろう、普通は。いきなり、口でガブっといくチャミーならいざ知らず、鬼にそんな戦法が通用するとは、888年でも考えにくい。仮に相手がチャミーでも、目にヒイラギが刺さろうが、イワシのアタマを食べることが先決なので、こっちもそんなのカンケーねえ・・・でパクパクいく。しょせんは子供だましだよ、アケチくん。


それからもうひとつ。鬼や、猿や、猪や、熊や、シカや、羊や、リスや、カワウソたちが山から下りてきて農地や家庭の冷蔵庫を荒らして困る・・・というが、その原因を作ったのは、明らかに我々人間であり、彼らからすれば、明らかに鬼とは我々の方である。
挙句の果てに、あのトゲトゲで目つぶしされて・・・とても痛いと思う。やはり、会話が重要だ。政治が良くなれば、世の中は必ず良くなる。まずは無駄の削減から。鬼打ち豆は貴重な食糧です。投げずに食べましょうよ、アケチくん。