2157 3・11信念の東京新聞2
前回のつづき。隅から隅まで、震災、原発記事。いいじゃないですか!どんどん報道してもらい、被災地の「叫び」を国民に届けていただきたい。
「そんなのカンケーねえ」と、東北を切り捨てにかかる、政治家や官僚、行政を絶対に野放しにしてはいけない。明日は我が身、国民の義務。
6面ー「進まぬ復興 閣僚釈明〜脱原発へ議論尽くす」(4段抜き)
内容・・・安倍政権閣僚8名のワンコメント掲載、検証。(横山大輔記者)
下村博文文科相「東京五輪で復旧・復興が遅れるのでは、という懸念を払拭するようにやっていく」→現実問題として無理。具体的な方針なし。
森雅子消費者担当相「福島産の食品を避けることが減っているのは喜ばしいが、復興全体で考えると関心がなくなっていくのが恐ろしい」→風評被害の責任は明らかに政府。関心を風化させないのも政府の義務。無責任集団。
稲田朋美行政担当相「復興の早い決断においては自民になって進んだのではないか」→自慢話かい・・・
7面ー「被災地から国産トマト〜全量買い取り、生産者支援 カゴメ栽培拡大に力」(中村彰宏記者)
8面ー企画物 9、10面ー全面広告
11面ー「パリで反原発集会 惨事忘れないで」(野村悦芳パリ特派員=2段抜き)
「大熊町中学生とネットで追悼会 台湾の若者たち」(迫田勝敏台北特派員=2段ベタ記事=写真なし)
要約・・・台湾の若者たちが、全町民が避難している福島県大熊町の中学生とネットで復興祈念イベントを開催した。台湾は世界最大規模の200億円の義捐金を提供し、中学生が感謝の意を述べると、台湾の若者は「感謝するのはこっち、勇気をもって立ち上がるみなさんに感動と勇気をもらった」・・・と。
(安総注=追悼式に中国は不参加、韓国は2年ぶりに渋々参加)
12、13面ー株式、14面ー全面広告、15面ー番組欄、16面ー芸能欄
17面ー「リンゴの気持ちはよくわかる〜被災FM発 希望の調べ 連載」(安田信博記者 6段抜き) 宮城・山元町
「生きていく〜南相馬市の小学生や講和続ける和尚の姿」(コラム=映像作家・鎌仲ひとみ 5段抜き)
18面ーBSラジオ欄 19面ー全面広告
20面ー「白鵬みせた相撲道 誕生日 勝って被災地に元気」(対比地貴浩記者
5段抜き) 3/11白鵬、29歳の誕生日
「各界鎮魂 親方衆『決して忘れない』 J1仙台が慰霊碑訪問」(2段)
21面ー「楽天 東北救援 胸に〜星野監督 心に触れる戦い誓う」(牧田幸夫記者 写真2枚6段抜き)
星野監督「被災者の気持ちは本人にしかわからず、軽々しいことは言えない。われわれにできることは、瞬間、瞬間で喜ばせたり、震災を忘れさせたりすること」
(安総注=子会社のドラゴンズの記事、一行もなし・・・ええねえ〜)
22面ー「地域を越えて派遣体制を〜支える人を支える 連載」(三浦耕喜記者
5段抜き)
内容・・・大船渡市の福祉施設、疲労困憊のスタッフを支えるため、石川県から医療チームが駆けつけた。
読者投稿・・・「あけくれ 被災地への手紙 石田可枝 70歳主婦 横浜市南区」
内容・・・石巻市の80歳の父親と51歳の息子さん親子が車ごと津波に流され、止まったところが先祖の墓のだった。書いてあった住所に食糧とタオルを送ったところ、息子さんから返事が届き、月一度の文通がはじまる。息子さんから「月日が経つにつれ、当初より、電話や手紙も少なくなったが、これからも続けてください」と言われた。月一度の手紙をこれからも続けます。
23面ーくらし面
24面ー神奈川版「新たな闘いへ使命感〜現実と向き合い 原発訴訟原告団に
福島から横浜に避難の唯野久子さん 連載 これからも」(杉原麻央記者=5段抜き)
「被災者支え2周年 横浜・野毛のジャズ喫茶『ちぐさ』」(杉原麻央記者=3段抜き)
「合同祈願祭で、慰霊と復興願う 鶴岡八幡宮」(斉藤裕仁記者 3段抜き)
「被災地に思いはせ ユニセフが横浜で演奏会」(杉原麻央記者 3段抜き)
「基本学び大地震に備え 大磯町で4000人、一斉訓練」(吉岡潤記者=おお、彼は知ってる。同じ部署にいた。もういい年のはず。懐かしいな。1段)
25面ー「データファイル@首都圏 震災編 遠隔地とつながり リスク分散」(4段抜き)
「各自治体の災害協定」
「消防団員数 減少傾向」
「地域防災=防災教育 群馬大・片田敏孝教授(災害社会工学)に聞く」(聞き手=荘加卓嗣記者 3段抜き)
片田敏孝・・・1960年生まれ。豊橋技術科学大学。震災前から釜石市で、児童らに防災教育。
まだつづきます・・・