少数派日記

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“安藤総理の少数派日記”

2169 河野談話見直しせずの愚と謎2


いったい何があった、安部ちゃん?
河野談話の肯定は、すなわち
「集団強姦」や「強制流産」「恥辱」「身体切断」「死亡」「自殺を招いた性的暴行」など、残虐性と規模において前例のない20世紀最大規模の人身売買を認めたことになるんだぞ。


ーーーーー以下、ネット記事転載ーーーーー
産経新聞 3月15日(土)16時52分配信


河野談話」見直し…政府の“珍説”にはあきれる


 珍説にもほどがある。慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平談話」をめぐる政府の対応たるや、誰が聞いても、よく分からない。談話を継承すると説明する一方で、作成経緯を検証するというのだから、あきれるのである。検証して事実誤認があれば継承せずに見直す−。こういう段取りこそが筋だろう。ことさら継承を唱えるようでは、安倍晋三首相の政治理念までもが色あせるし、国際社会で無用の侮りを招く。

 
軍や官憲による強制性を示唆する資料がないから、平成19年の第1次安倍内閣のときに、こうした公式見解を閣議決定している。首相が談話の正当性に疑義を持っているのは疑いなく、24年9月の党総裁選のときにも、こう力説していた。
「談話の核心をなす強制連行を証明する資料はなかった。新たな談話を出すべきだ」

 
それならば、こうと信じる政治理念を国民に説き、堂々と推し進めればいいではないか。実際、見直しへの理解は広がっていて、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が2月に実施した世論調査でも、見直すべきだとの回答は58・6%あり、反対派の23・8%を大きく上回った。

 
政治的な機運も熟しかけていた。談話の取りまとめ責任者だった石原信雄元官房副長官が2月の衆院予算委員会参考人とし出席し、談話の根拠となった韓国人の元慰安婦16人の証言について「裏付け調査は行われていない」と言明した。
(安総注=裏付け調査も行われていない談話が、世界的な証言になること自体が異常。16人の証言が、20万人の強制強姦かい?)

 
内容に関しても「(韓国側と)意見のすりあわせは当然、行ったことは推定される」と述べている。談話には「官憲等が直接これに加担したことがあった」との表現があり、仮に、韓国側への配慮の結果だとしたら、理不尽この上ない。
さまざま腑に落ちないところがあるのに、談話を公表したせいで、まるで旧日本軍が強制的に慰安婦にしたかのごとく国際社会では認識されている面もあり、米国では19年に、「性の奴隷」にした事実を謝罪すべきだとする下院決議121号が可決された。
それだから、菅義偉官房長官は検証チームを立ち上げて、元慰安婦への再調査を行い、証言の信憑性を確認する考えを表明したのではなかったか。事実に誤りがあれば談話を見直すという含みがあって然るべきといってよい。


それなのに、あろうことか首相ご本人が14日の参院予算委員会で、
安倍内閣で見直すことは考えていない」
と述べ、明確に否定したから開いた口がふさがらない。
検証と見直しは直結しないとの考えを示してきた菅氏の姿勢に追随した形だ。
(安総注=言葉の遊びをしている場合ではないぞ)


「談話見直しを求める首相の支持層はもちろん、『日本はやはり弱腰』というメッセージを国際社会に送ったようなものだ。首相の腹は『見直し』なのに、どういうことだ」
(安総注=もはや『弱腰』だけでは済まされない。これは実質、従軍慰安婦20万人の強制連行を認めた発言ととられてもおかしくない)


ある自民党関係者はこう語る。首相らの心象を察するに、このような風景が浮かび上がってくる。米国は、北朝鮮情勢や中国の動向をにらみ、日韓関係の改善を求めており、オバマ大統領が4月下旬に両国を訪問するまでに波風を立ててはいけない。
24、25両日にオランダ・ハーグで開かれる核安全保障サミットで、日米韓首脳会談を開催する可能性もある。見直し一辺倒では、日本が孤立しかねない−。
 けれども、韓国は、そんな配慮なんてないかのごとく、1965年の国交正常化時に結んだ日韓請求権協定で解決済みなのに、政府に法的責任を認めるよう求めるなど、政府の「弱腰」を幸に、ますます攻め込んでくるだろう。

 
また、韓国では、2年目に入った朴槿恵(パククネ)大統領の「中間評価」という意味合いのある4年に1度の統一地方選を6月4日に控えている。首相と同様、朴大統領の支持率は6割前後と高く、これを維持し、統一選で勝利を呼び込むには、慰安婦問題で日本に譲歩するわけにはいかない。「少なくとも統一選までは強硬姿勢で臨む」(日韓関係筋)という。
談話の見直しについては、どういう方向で進めるべきなのか、もう見えてきたのではないか。急場の算段で、あれよこれよとごまかしても、何ら国益にはならない。腰を入れた検証をして、その結果、見直すべきとなれば、断固として踏み切るべきである。首相には勇気と廉恥に彩られた心ばえがあると信じたい。(松本浩史)


ーーーーー以上ーーーーー


産経新聞の論調、色眼鏡という向きもあろうが、安藤総理は極めて正論だと、同調したい。そこまでして「韓国」「米国」の顔色をうかがう必要があるのか、大いに疑問だ。
「シベリア強制抑留、北方領土強奪国」に秋田犬を献上したり、税金で泥棒に追い銭をやる安倍ちゃん・・・。どうかしてるぜ。


(つづく)