少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2210 女相撲と男女平等

ひとり相撲、他人のふんどし、土俵際、俵を踏む、同じ土俵、横綱相撲・・・
特に相撲に造詣のない安藤総理でも、相撲にかけたたとえがいくつか出てきます。


今朝のワイドショーで、女相撲なるものを見ました。
スクール水着の上からマワシを締めてハッケヨーイノコッタノコッタ。
「どうして、そこまでしてやらなアカンの?」
これが安藤総理の素直な感想です。


ルールは「顔への張り手禁止以外、男子と同じ」・・・って、男子と女子があること事態おかしくないか?
何年か前、表彰式にアホな政治家が、ハイヒールにスカートで土俵に上がろうとして大ヒンシュクをかったことを思い出しました。


相撲は国技。そして伝統。
婦女子を土俵に入れないからって、男女不平等と騒ぐ輩はおかしくないか?
常々思うのだが、日本人は「平等」と「公平」を混同しすぎている。
ものごとは男女ともに「公平」であってしかるべきだが、もともと肉体的、身体的に「平等」ではない男女に対して、平等を求めること事態に無理がある。
スポーツだけでなく、雇用問題もしかりだ。
男女平等は理想だが、現実問題としてそうはいかない。


その一例が「女相撲」だと考える。
その他に、女子ラグビー、女子硬式野球、女子ボクシング、このあたりはやめていただきたい。
格闘技なら柔道やレスリング、剣道、薙刀合気道だってあるし、硬式野球をやらなくても、プロ野球選手も打てないソフトボールでいいじゃんって感じ。


例えば、女子プロレスは、もともとが興業だから成り立つし、プロだから、そりゃあ、興業とはいえハードなトレーニングと観客を燃えさせるテクニックを兼ね備えているからゼニを払う価値は十分あると思う。
あと、女子プロゴルフに女子プロボウリング、プロじゃないけど実業団の女子サッカーや女子バレーなんかも見応えある。


だけど、女子プロ野球は、なんか見ていて悲しくなる。
学生サークルの延長が、無理やり「プロ」ですって見世物にされてるみたいで。あと、ラグビー。まあ、やりたいからやるのでしょうけど、見てられない。タックルのへたくそなヤツは「お嬢さんタックル」なんてバカにされるけど、女子ラグビーだと全員が文字通り「お嬢さんタックル」だし。


女子柔道や女子レスリング、あるいは女子プロレスは、見ていてかっこいいと思うけど、スクール水着にマワシを締めた女子力士の姿はどう見ても滑稽そのもの。そこまでやらなくてもいいのでは・・・?
村の腕白相撲で向かうとこ敵なし。上級生までぶん投げて、ノートや鉛筆の商品を総ざらいした新城の元・少年横綱の愛読者様はどう思われますか?


周防監督の「シコふんじゃった」では、わずか5人しかいない教立大学の相撲部で、怪我をして出場不能となった彼氏のために、恋人のマサ子が、マサ夫と名乗り、男に偽装して出場するというシリアスコミックですが、面白くて何度も何度も観ました。愛読者様、お勧め映画です。是非観てください。これを観たら、相撲に興味がなかった人も、必ず好きになります。



先ごろ亡くなられた、支那そば家の佐野実さんが言ってました。
「ラーメンは男が麺、女がスープ」
名言だと思います。それでいいのでは。両者絡み合って、絶妙な逸品となる。
麺はスープに成れないし、スープも麺には成れないし、成る必要もない。


「刀疵(かたなきず) 愛でしものへの 固絆(かたきずな)」(平成芭蕉
安総注=愛しき女を護るための刀疵、それすなわち、固い絆となる。すなわち、女は乱暴するべからず。