少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2315 雲国斎さまからの脱出


本日10/16で入院35日目。
窓際の患者さんが、退院したので、かねてからリクエストを出していた、席替えならぬベッド替えを申し出たが、なんと却下。


うわ、今も、雲国斎さまの、原爆投下。
「あわわわわわ・・・えらいことになってる・・・」とは、見回りに来た、看護婦さんとヘルパーさんの驚嘆の声。おむつから、漏れている様子・・・。うわ・・・「キタ〜」と織田裕二の目薬の世界・・・。


「ああ・・・選りにもよって・・・」と看護婦の声。
な何があった・・・。
カーテンの向こう。目には見えないが、鼻にはくる。
「まだまだまだ、動かないで・・・あなたのオシリがえらいことになってる」
ああ、どうなってるのか?
とりあえず食事中ではないから良かったけど、この状態で35日。
「ああ、下痢がひどい。(布団の)中までいっちゃってる。ヤバいヤバい」
ひえ〜。マジか。


「患者さん、ひとりひとりのわがままを聞くことは、できませんので、我慢してください、安藤サン」
ナースの責任者から、そう言われ、ベッドの場所替えはキャンセルされました。
「私も、そう思いますが、もう35日間も耐えてきました。十分、病院にも貢献したと思います。でもね、食事中に攻撃を受けると、せっかくの味ナシごはんも匂い付きになるしね、深夜の攻撃は臭気で起こされ、ナースがガタガタやって、尻がカーテン越しに出て、私のテーブルの上のものを落としたり、それでも、一度も文句を言わずに甘受したんですよ。その辺の、功績は考慮していただけないのですか?」


看護婦の中には、安藤総理は、よくあの環境に耐えているとの声も複数あり、看護婦会議の採決の結果、なんと移動が認められました。
先の会話は、雲国斎さまから、1ベッドだけ離れることができましたが、それでも匂ってきます。まあ、直撃を免れただけでも、大分違いますけどね。
それにしても、薄いカーテン一枚の両サイドに患者さん。新婚夫婦でも、ここまで接近しないだろう・・・という距離。挟み撃ちのハメ殺し攻撃からようやく解放されました。


人間なんて立って半畳、寝て一畳。そんなもんで済むので、スペースは特に気になりませんでしたが、匂い攻撃は想定外でした。
私も、実は雲国斎ならぬ、屁国斎なので、一緒に寝ていたチャミーには多大なご迷惑をおかけしたと、いまさらながら気づきました。ごめんね、チャミーちゃん。しかも我々の6000倍もの臭覚があるというのに、よく死ななかったね。時々、面白がって、握りっ屁もしたけど、あれって虐待の部類だよね。動物虐待、本当にごめんだよ。


雲国斎さまには申し訳ないけど、もう十分、ご奉公したと思います。
距離にして1・5メートルもないけど、少しだけ旅出させていただきます。カーテンも2枚分になり、多少は緩和されると思います。


おっと、私と入れ替わりにスペシャルボックスにお入りの患者さま。すみませんが雲国斎じいさんをよろしくお願いいたします。どうか貴殿の鼻が曲がりませんように・・・アーメン。