2328 不審死(笹井副センター長4)
ーー前日からの続きー週刊現代2014/08/26号よりーー
自分の生涯を懸けた分身にも等しいビルが目の前で建設されているのに、自分はもう、ここにはいられない。プロジェクトから去らねばならない。建設が進む「城」を見るたび、笹井氏は逆に、自分の失ったもの、失っていくものの大きさを痛感しただろう。そして、同氏が自ら命を絶ってしまったことで、「城」はそのまま彼の墓標となった。
笹井氏の自殺は日本の科学界にとってあまりに大きな損失だ。誇張なしに、二度と取り返しのつかない悲劇である。だが、だからこそ、その死の原因となったSTAP疑惑には、必ず決着をつけなければならない。
東京大学医科学研究所特任教授の上昌広氏はこう語る。
「STAP問題の第一の当事者は小保方さんです。元を辿れば、論文不正が分かった段階で彼女が過ちを認めるべきでした。それをしなかったために、死者まで出てしまった。彼女に残された道は論文の主著者として責任を果たし、問題にケリをつけることでしょう」
小保方さんは、「200回以上も成功している」と断言した。望まれれば、「どこでも再現実験をしてみせる」とも語っていた。ならば、あと1回、たった1回言葉通りにSTAP細胞を作成してみせれば、日本の最高頭脳が失われることもなかったのだ。
もはやこの騒動に、どんな形であれ決着をつけることは、彼女にしかできない。精神的ショックを乗り越えて、命を断った上司に応えるのは、小保方さんの義務だと言える。(ここまで引用記事)
[安総注]=この問題は心理や怪奇現象ではなく、列記とした科学現象なので、むしろ証明しやすいし、証明可能な問題であるにもかかわらず、未だ結論が出ないということは、朝日新聞、佐村河内守に次ぐ「捏造細胞」であるのだと、ほぼ断定して間違いないだろうと思う。
今でも思い出す。前回の入院中、今年2月〜3月末、佐村河内守の捏造作曲が発覚。病院のテレビで会見を見ていました。
そして4月、東京新聞の3行広告で見つけた「占い教室」の説明会に行く。
渋谷のマンションの一室、香草社という会社。佐藤六龍という88歳のお爺さん。言葉は乱暴、「占いなんか当たるわけがない、当たると思ってここへ来た人がいたら、今すぐ、お帰りください。俺の話、聞いてても時間の無駄だから」という挨拶ではじりました。
言葉は乱暴、言ってることは教科書の逆。でも、それは真実。そして、その88歳の爺さんに惹かれて、勉強をはじめる。実は、著作100冊超えの大先生。
そのお爺さんが、その時に言いました。
「あの小保方なんとかっていうオンナは稀代のオンナ詐欺師。佐村河内なんとかなんてもんじゃない。こんなのにつかまったら、たいていの人は逃げられない・・・」
その時点ではまだ、マスコミも世間も半信半疑のグレーゾーン。どちらかというと、まだ小保方女子に同情票が集まり、安藤総理も、「スタピュ細胞はアリマス」の声に騙された口、ホワイトに近いグレー派でしたので、心の中では「爺さん、そこまで言って委員会」と思っていました。
15日土曜日に次回の授業があるので、その時に真相を尋ねてみようと思いますが、おそらく、小保方さんの生年月日から、彼女の行く末、もしくは性格や背負った業など、すでに、あの時点で割り出していたものと思います。
今後、この件は、どう処理、どう幕引きされていくのでしょうか?
答えは簡単・・・うやむやです。
すでにマスコミ、政府が、ある団体と裏取引が成立し、数多あるアンタッチャブルな案件のひとつとして迷宮入りです。
小保方さんも、ある団体から、生涯にわたりしゃぶられる可能性は大です。
ーーーーーこの章終わりーーーーー
「週刊現代」2014年8月26日号より