2459 CONCUSSION
4/25-17 FB投稿
Dallasからの帰国便、アメリカン航空の中で観ましたウィルスミス主演のコンカッション。衝撃的でした。
プロアメフト選手が引退後、40〜50代で相次ぐ自死の実話。ヘルメット越しとはいえ、学生時代より何万回も繰り返す頭部への衝撃で脳が破壊され、その後遺症に苦しむ。全身の痛み、幻覚、最後は麻薬も効かない。屈強な国民的英雄たちが痛みに耐えきれず、こめかみに銃を弾く。
当方、痛みは腰と脚だけだが、この痛みが身体全体なら彼らの自死も理解の範疇。
その3日後、ある方のご紹介で、この映画に登場したベイルズ博士と共同でサプリを開発されたドリュー博士とお会いした。すごいタイムリー。しかも、ドリュー博士は私が留学したイリノイ州立大シカゴでレジデンス。同時期、同じキャンパスに居たことが判明した。
余談ですが、私が野球部で膝を故障した際には、シカゴブラックホークス(アイスホッケー)のチームドクターが提携医ということで治療にあたってくれました。
本題、このコンカッションという映画、スポーツに興味ある方はぜひ観てください。今、NFLがこのことで崩壊の危機、アメリカでアメフトができなくなるとさえ言われています。
ボクシング、プロレス、ラグビー、脳に衝撃を及ぼすスポーツ選手への、いわゆるパンチドランカー現象への提言です。
評 = アメリカのタブーNFLと真っ向対立の社会派医療作品。映画というカタチで生命倫理を問う。プロスポーツとアメリカ経済、そして犠牲者。スポーツ関係者教育機関は必見。ベスト100にノミネートします。