少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2890 養護学校教諭

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地元にはいろんなヤツがおる2。
今夜もまた、地元のツレがやって来た。
ひとり娘が東京六大学を出て、昨年、郵政に就職。

本当は東京に残って働きたかったそうだが、郵政の給料では東京暮らしはムリとのことで地元にUターン。実家から職場に通う。
このシーズン、郵政恒例の年賀状販売ノルマがあるそうで、250枚ほど協力し、届けに来てくれた。
ここから先の情報で地元FBFには、どこの誰だかわかってしまうが、彼は特別養護学校(特別支援学校)の教諭。

小中高全学年生徒数420人強は、他県に類を見ない大所帯。

私も見学に訪ねたことがある。苦労話しは切りがない。
歓談中、彼のスマホが鳴る。

スマホ初心者なのだろう、巧く操作ができない様子でぎこちない。
「なに〜、うっそ〜、マジか!親は?なに〜、連絡つかん?わかった。んじゃ今から行く。30分はかかるぞ!とにかく、親に連絡しといて〜」
生徒のひとりが愛知県警刈谷署に補導された。

先生ご苦労さんだ。
「おい、時間外労働だろ!残業手当とかつくのか?」
「バ〜カ、そんなもんつくわきゃね〜だろ」
「んじゃ、オメ〜、ブラックじゃねえか!」
「ブラックって言われりゃ、ブラックなんてもんじゃねえ、超ブラックだがや」
「労働基準局に訴えろ!」
「おめ〜今日なんてよ、先週の土日に文化祭だったから、ホントは振り替え休日なんだぞ」
「んじゃ休日出勤じゃん、手当て出るのか?」
「わきゃねぇだろ、んなもん」
「おまえ、よぉやるなぁ」
「おまえ、はよ政治家なってなんとかしてくれ!」
「まあ、ウラで安藤総理やってるけど、五輪と豊洲問題が終わってからな」
「チッ、しょうがねぇから行ってくるw」
年中、ジャージ姿の男は2杯目の紅茶に手をつけずに去った。
みんな頑張ってるなぁ〜。