2891 和田帝釈天蕎麦
12/4-17
和田帝釈天通り蕎麦屋ランチ。
検査結果待ちの1時間。まさかの、これが最後の外食に。
今後の人生、うどんは一本も食せなくとも未練なし。されど日本蕎麦は月イチでいいから蕎麦屋の蕎麦を食したい。
はじめて入ったここの蕎麦屋さん。
「お寒い中、足を運んでくださいましてありがとうございます」というアニキの挨拶で迎えてくれる気風の店、礼儀すこぶる好し。蕎麦屋の肝はカレー丼にありということでセットを注文。カツオ風味とろみカレー旨し。蕎麦香り美し。されど、やはりユツのコクと蕎麦の滑らかさはチトフナの長寿庵に及ばず。
ただし、セットものを邪道とする長寿庵では二つのオーダーに懐痛し。また、この寒気の中、この店の茶は蕎麦茶とシャレオツ、おまけBGMはズージャーときたが、こちらは当方の趣味にあらず。願わくば蕎麦食い名人五代目小さん師匠の落語でも聴きながら、ズルッズルッとやりたかった。
ちなみに帰省の際、愛知県あんまき市近辺には蕎麦屋と言える蕎麦屋皆無。きしめんに至っては名古屋駅プラトホームの立ち食い370円で十分。きしめん本来の質素な慕情あり。