2963 NYで600億円宝くじ
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年末ジャンボ6億円!とか、日本では年中、宝くじのCMがやかましくタレ流されています。
尊敬する長谷川町子先生(テレビではなく4コマ漫画限定)のサザエさんで、秀逸のひとつ。
ある時刻を境に、突然、街の宝くじ売り場で宝くじが売れなくなった。不思議に感じた店主が外から店を見たら「たからくじ」の「た」にバッテンが打たれ「からくじ」(空くじ)になっていた。
これは、買ってもなかなか当たらないノリスケ叔父さんの、ささやかな仕返しというオチである。
先週、はじめてアメリカで宝くじ、メガとパワーを買いました。
2桁の数字がついたピンポン玉が掃除機みたいなやつでアトランダムに吸い上げられ、5つのピンポン玉が順番に並べられ、10桁の数字が揃うとビンゴという単純明快なアメリカ人好みのクジ。
1列のつき2ドル。
これが、先週は積もりに積もり、累積賞金なんと、メガが450億円、パワーが600億円。日本の血まなこ6億円がありがたくなくなる金額。この時は叫んでいいオーマイガ〜〜!
私、10ドルずつ買いました。ハズレ。今週は2ドルずつにしました。
なんか、日本でも買えるみたいです。
次、食の話、というか英語の話。参考までに。
私がサンドイッチとむすび啓蒙者である所以のひとつに、自由に箸を操れないという不遇があります。サンド&ムスビは手づかみ文化由来で、私は寿司を箸で食すという昨今の文化に馴染めません。
今回、宝くじを買った店で朝食用のサンドイッチ、ハム&チーズを注文したところ「デリクローズ」というのです。
小さな個人経営の雑貨店でイスラム系のワイフと思しき女性が乳飲み子にミルクを与えながら、いつも私のサンドイッチを作ってくれるのです。
ガラス張りの冷蔵庫にはハムの塊とチーズ、そしてbreadもあります。
「なんでやねん」というとまた「デリクローズ」と言います。二度目で理解できました、ああ「deri(惣菜)はもう閉店」ということね。このサンドイッチがderiという認識がありませんでした。
この場末の雑貨店、客も来ない。「お前が作れ」と言おうとしたけど、ヘタすると時期が時期だけに国際紛争にもなりかねない。それにサンドイッチの中に地雷でも仕込まれたらなおさら厄介なことになる。泣き寝入ることにした。
それと昨日のランチ。大好きな地理犬と半馬鹿。
私はJapaneseEnglishではなくnativeEnglishを気取って注文した。
「ツーチリドッグ エン ワンチリヘンバーガ エン ワン ダイエッコーク ヒア〜〜」
ところがですよ、チリバーガーがどうしてもチーズバーガーに聞こえるみたいで、何度もチリバーガーと言っても、同じ数だけチーズバーガー?と聞き返される。
チリドッグは普通にチリドッグで通用するのに、何故チーズバーガーか?クソ〜!
ま、最終的には注文通り来たからヨシとしましょう!