3368 清原事件私見18
2/11/16
清原事件、私見18。
今朝は週刊文春への苦言、批判です。
ネットで高度な情報を無料で入手できる時代、400円もの大金をはたいて購入した文春ですから、隅々まで読んでやろうと思い、移動にも持ち歩きます。
先にも書きましたが、文春2/18号を買ったのは、「薬物中毒患者を出演させた芸能プロとテレビ局の責任」という見出しに惹かれたから。で、その記事内容に失望。
次いで、「長嶋茂雄になれなかった男の悲劇」の記事。これはタイトルそのものが意味不明なので、ついでに読んだのみ。まったくくだらん。誰も清原とミスターをダブらせていないし、この問題に長嶋茂雄を引き合いに出すこと自体が、ナンセンスで失礼。著者と編集者の見識の低さに呆れる。
で、ダメ押しがこれ。「桑田のキレイゴトに乗じる幼稚さ」と勇ましい見出しの「新聞不信」という新聞を批判するコラム。
ほほう、私見と同じ見解じゃん、どれどれ・・・とやや期待して読む。わずか4段の少ないスペースなのに、もう誰もが読み飽きた、あるいは聞き飽きたコトの顛末を延々と。それも、KKの甲子園での活躍から始まるのだからバカか・・・と。実際、読者をバカにしているとしか思えない。
で、リメイクを延々と繰り返し、見出しの内容は、ラスト7行のみ。最後の3行を紹介するとこうです。
(桑田の清原に対するコメントを)「嬉々としてそのまま報じる新聞の感性は少々幼稚過ぎやしないか」って、逆にお前の方がダイジョウブかよ!
つまり、「幼稚すぎる感性」と批判する根拠が一行たりとも語られていない。しかも、仰天したのは、この7行の冒頭は「桑田にどういう思惑があるのか知らないが」という書き出しで始まっている。
おいおい、ちょっと待った。
この記事のタイトルからして、ここ(桑田の思惑)が肝心要の部分だろ! そこが知りたくて購読したんだろ(怒)! これじゃ詐欺同然、袋だけ豪華で、中身スカスカの高額福袋。前にありましたよね、写真とまったく違う内容の高額オセチ料理。これと同レベル。立ち読みで十分でした。自己反省ですね。
これを機会に、皆さんの意識も変えてみてはいかがでしょうか?
400円が高額かどうかは個人の感覚ですから置いておきましょう。それに400円なら働いてリカバリーできるチャンスもあります。
問題は、こんなヘタレ記事を読まされた貴重な時間と不快感、そして眼球の疲労。これはリカバリー不能です。返金に加え、慰謝料を要求したいくらいです。
書くヤツもいい加減ですが、売文なのに、それをそのまま、なんの矛盾も感じず、垂れ流す編集者も共犯です。感性の低い記者、編集者が、少々幼稚と新聞批判、とは、これを笑止千万、目クソ鼻クソを笑う、といいます。
いかに甘ったるい取材か、あるいは取材そのものをしていないか。こんな連中が高額収入を得て、私はゴミを漁って、読み捨て週刊誌を軒下で100円で売る。これが世の仕組みですから、そこは仕方ない。一応、運命学を勉強しているので、その部分は納得しています。
(つづく)