3432 清原事件 私見25
2/22/16
清原事件、私見25。
平沼定晴ストーリーはまだ続きますが、明日で、清原さんの拘留期限が切れ、釈放となるそうなので、それについて書きます。
本来なら、清原が、最後に評論家契約をした社(多分、日刊スポーツとテレ朝)か、もしくは共同通信が幹事社となり、記者会見の場を設定し、長らく在籍した西武、もしくは読売が、ホストとなって会見を進行する、というのが業界の慣わしですが、慣わしといっても前例がないし、このケース、どの社も音頭取りには消極的であり、それについては、誰も責められません。
というか、そもそも清原は出て来れるのだろうか?
法的には可能というが、これには身元引受人の存在が必要条件だそうです。となるとどうか?
とても厳しいというのが、マスコミ各社の見解で、当然といえば当然です。
何故か?
今の清原は、娑婆に出た途端に、ヒットマンの標的になっているからです。マジです。
すでに、報道されているように、クスリの出処、元締めは名古屋を中心とした大きな組織。しかし、これを立証するには清原の証言だけでは無理。そのあたり、警察も想定内です。
しかし、警察のターゲットは、あくまでも名古屋と神戸。清原は警察にとって、大きな打ち上げ花火に過ぎず、狙いはあくまでも花火師、と火薬の調達元。
では、アスカは何故、殺されないのか?
芸能人の麻薬は、そこで止まるが、野球選手、特に超大物の清原の場合、麻薬の先があることを忘れてはいけない、ということ。
麻薬の先。そうです、組織のアナザー資金源。野球賭博です。
これは、一般の皆さんが想像している以上に大きなゼニが動くのです。皆さんのまわりにも、麻雀や、パチンコジャンキーに始まり、競馬、競輪、競艇通いですってんてんのミニ蛭子能収が数人はいることでしょう。そうです、ギャンブルは麻薬と同じで底なし沼に。
最初は誰でもやる、社内の高校野球賭博。1000円かけたら1万円になった。1000円亭主の小遣いとしたら、1万円は大金。フツーのサラリーマンが麻薬に手を出す時代です。遊び感覚で、野球賭博に手を出しても不思議ではありません。ついこの前にも、巨人の選手が見つかり、クビになりましたが氷山の一角です。
野球賭博は球界に万延しています。例えばハンデ師は、用もないのに、試合前の球場でうろつく大物OB諸氏です。入念な情報収集で賭博会に貢献しています。
名前は出せませんが、親が組織の大物だったりする選手も、普通にドラフトで指名されます。球団も指名前に身の上調査をして、素性を洗いますが、それでも指名するのですから、上位指名者が多く、ドラ1、ドラ2もままいます。名前は言えませんが、野球の実力と親の職業はベツモノなので、ある意味、仕方ないでしょう。
ただし、八百長ではありません。
野球賭博と八百長はベツモノです。
八百長は負ける八百長はできますが、勝つ八百長はできません。それも、監督と投手がグルにならなければできません。負けるべき試合に、どまん中に投げ込む投手を使うのです。しかし、相手が打ち損ねる可能性もあるので100%ではありません。
一番多いパターンは投手の登板日の漏洩です。両チームの先発メンバー全員が分かれば、あとはコンピューターが点差をはじき、専門家がパドックの馬を見る感覚で微調整してハンデを出します。
これに、清原がどれくらい関わっていたのか、あるいは関わっていなかったのか、私は知りませんが、少なくとも、なんらかの繋がりはあると思います。清原のPLの、もうひとりは、限りなくクロに近いグレーですけど。
もし、清原さんが麻薬以外にも、組織と深いつながり、関わりがあるようでしたら、相当ヤバいです。
それに、ドランカー野村さんの、あの変貌を見るにつけ、しばらくは普通の生活はムリでしょ。拘置所の医務室が、彼にとって最良の安息の地だと、私は思います。
さて、明日、本当に清原さんは出てくるのでしょうか?私は厳しいというか、ムリだと思うのですが。
身元引受人も、ヒットマンに狙われてる人物を囲う度量のある人がいるかどうか?清原さんの彼女という人が有力だそうですが、だとしたら、また逆戻りの心配は尽きません。
(つづく)