4039 激痛患者に退院勧告
5/8/17
「この痛み いつになったら 消えるのさ 」 平成芭蕉
「そろそろ帰ってもらえませんか?役立たずに喰わせるメシはないのです」
「薄々感じてはおりました。長期になると何処も同じです、病院は」
本日で29日目、確かに見知らぬ人の部屋に長居している。
「いえね、兄さんが嫌いと言うわけじゃないんですよ、私もね、上からいろいろ言われましてね」
「皆まで言わなくともわかります。心苦しいです。元々は赤の他人ですし、痛いだけで遺体にはならないし」
「で、いつ頃帰っていただけますか?」
「もちろんASAPで」
「as soon as possible 可及的速やか?」
「yes Aしたか、Soの先のAしたか、Paんパパン」
トライアルで一階ローソンまで杖で降りたが、アカン、痛い。
「退院してあとは通院にしましょうか?」
「ノー天気野郎、通院できるくらいなら退院しとるわい」
以上はある患者とある医者のココロの会話。
「ココロに愛がなければ どんなに美しい言葉も相手の胸に響かない」聖パウロの言葉より。
コメント
ヨシミさん「退院を迫られているのですか? まだ、そんなに痛いのに。。。
現代の医学どうなってるんやろね! 何とかしなさいよ!お給料いっぱいもらってるんやから仕事しなさい!」
ヨシミさん「まだまだよ しっかり治して 出てきてね 琵琶朱雀」
カンペイさん「ASAP他に泊まれる病院探したら?」
ニーナさん「病院の手当てが悪くて治らないのに、随分無責任な病院だな…。症状が治ったら支払いすると言うシステムになればいいのに…。そうしたら、もう少し医者も一生懸命患者さんのために親身になってくれるでしょう…」