少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

4119 秋田のアヤちゃんと二丁目のサヤカ

1/17/18

FBFのみなさま、おはようございます。
本日の安藤裏総理の気分を映し出したようなToKyo cityの空模様。
少女パレアナの「喜びに変えるゲーム」のアンサーがまだ出ていません。

昨夕刻、一年生のアヤちゃんが「安藤さん、これ」と言って手術着と手術承諾書を持って参りました。
「どうして、アヤちゃんが?きょう僕の担当だったけ?」
「いいえ」
きょうで入院39日目。ここ半年でこの病院は3度目、累計で77日間の共同生活となれば互いに以心伝心、病院サイドも、安藤裏総理が、色情狂の手練れであることをプロファイルしてけつかるでがんわ(三河弁=〜していらっしゃるようですね)。

まだオタンコだけど、原宿に行けば、間違いなく100人くらいの芸能事務所、ナンパ野郎から声をかけられる超美形、秋田出身のアイドル看護師が、単身で私の元へ。

普段、新人ナースは先輩がついて来るのに、たったひとりで会いに来てくれた。

これは、行き掛けの駄賃をあげなければ、と思い、彼女の故郷の話を聞いてあげる。
「あぎだのおど、おがは元気だっぺがやぁはぁ?」
「んだ。元気だっぺ」
「だまには顔さ、見ぜてやるっちゃぁ〜」
「アンドさ、なしで、ぞんなふるざとのごとばしゃべるかゃ〜」
「おだな、アヤちゃんの顔さ見づと、のだりまづたろ〜(のたり松太郎)の、だながきよす(田中清)ちうりぎし(力士)さ、思い出しじょる。あぎだ(秋田)がらぎた子だぺやぁはぁ〜」
「アンドさ、やめてけろ、オラ、けえりたくなるでねえか〜」
「アヤちゃん、いっじょに、けえるべかぁ?」
「アンドさ、やざじいだっちゃなぁ〜、でも、遠慮ざせてもらべやぁ〜」

「ブスは慣れるけど、美人は3日で飽きる」
中高時代のバイブル回し読み週刊プレイボーイでは、オンナ選びの落とし穴というコーナーで上記の格言が話題を呼んだ。
確かに飲み屋でも、美人はそりゃそそられるけど、いざテーブルに着くと、白痴の部類がやたら多く、安藤裏総理の巧みな話術、投げかけにも、美人の右耳から左耳へムーディー勝山の如く素通りしていく傾向にある。醜男は相手にされないのか、はたまた脳に味噌がないのか、という分析によれば、大概は後者。3分では見抜けないけど、30分も横に居れば100%判明する。

という経験談にもとづけば、アヤちゃんは白痴ではない。賢い子だ。

で、ブスは面白い。彼女にはしたくないけど、楽しい。だから究極は新宿二丁目のオカマ街。

記者時代は会社のゼニで、銀座、赤坂、六本木と、年間で1000万円くらいは飲ませてもらったけど(日刊ゲンダイ時代ね、中日は無理、喫茶店代も出ないケースあり)、最後は自腹でオカマのところで飲み直す日々。
同僚のK記者の誘いでニューハーフの店に行った。

最初は尻掘られると勘違いして3回くらいは断わったけど、入店した瞬間に嵌ったw。
だってそら、全員が全員、オトコ目当てで、整形してるから超美形。

かつ、女の子になりたい元男子だから、ハンパない女子力。

で、どちらかと言うと体育会系醜男、かつ、おサムライ様的男子が好物と言うことで、キャバやザギンのクラブではあり得ないモテよう。

トイレから出て来た同僚のカメラマンがそっと私に耳打ちする。
「安藤さん、サヤカちゃんがトイレで泣いてたよ。安藤さんが他のコとイチャイチャしてるって。行ってあげなよ〜」
う〜ん、確かにサヤカちゃんが、この私に恋心を抱いていることは感じていた。しかも美人だし、スタイルも性格も悪くない。問題は188センチの身長と自分と同じ歳であること。その子がヒールを履くから190センチ超え、オオタニサ〜ンとチークを踊る感じになる。

「で、アヤちゃんがこの手術承諾書にサインしろと」
「はい、お願いします」
「だけど、アヤちゃん、僕が心からこの手術を望んでいないこと知ってるよね」
「いえ、知りません。そ〜なんですか?」
「そ〜なんですよ!」
「じゃあ、安藤さんはサインしないのですか?」
「そうよ、サインしない。だから病院側はアヤちゃんを寄越したんでしょ!」
「は、どう言うことですか?」
「シラを切るな、白々しいぞ!」
「わかりません、ワタシ、シラ切ってません、どう言う意味ですか?」

説明しよう。私はアヤちゃんにコンコンと説いた。
「最初は助手の女医が承諾書を持って来た」

「ちょっと考えさせて欲しい」と安藤が保留。

「病院サイドが慌てる」

「安藤のプロファイルを分析」

「色情狂、エロゴト師と判明」

「病院サイドは、アヤちゃんを色仕掛け(ハニトラ)要員として送り込む」

という構図なんだよ、わかったかい?
「あ、はい、わかりました。それで安藤さん、一緒に秋田に帰ってくれるって?」
「無論」
「じゃあ、サインしてもらえますか?」
賢いぞ、アヤちゃん!

「アヤちゃん、条件次第だ。もし手術に失敗したら、アヤちゃんが責任とってくれるかい?ならばサインしてもいいよ」
「無理です。アタシ責任取れません」
(あ〜メンドクセ〜オヤジだw)という表情は見せない。
「しかし、キミが承諾書と手術着を持ってきたのだよ」
「あ、そうですね、確かに」
(なんて素直な子や〜)
「だから〜、おじさんは、サインしたくないけど、オッさんがサインしないと、アヤちゃんが、ナースステーションに戻ってふぐずま(福島)の怖〜い師長さんから『ガキのづかいやあらへんねん』てどやされるのがわかっちょるから、葛藤しとんねん!」
「安藤さんて優しいんですね」
「惚れたらあかんよ。天涯孤独の妻子持ちや」
「あ、はい」
(メンドクセ〜、早よせいや〜)という顔ひとつせずに。

「アヤちゃんの実家は雪がすごいんだろ?」
「はい、とてもたくさん降ります」
「2メートルくらい?」
「はい、それくらいは普通に」

私は、彼女が差し出したボールペンで手術承諾書に確かに名前を筆した。

・・・

「足が治ったら、秋田に行くよ。スコップ持ってね。君の家へ続く長い一本道の雪かき、俺に任せてくれないか」
そう言いかけて振り返ると、承諾書とアヤちゃんの姿は、もうそこには存在していなかった。

おひまい。

本日もついてる 感謝してます。

f:id:chamy-bonny:20190517224255j:image

コメント

トヨジ「久しぶりに全文読んでまった🤣」

ケイさん「私も同じく! ㊙️ 笑」

タケタニさん「朝から笑わせてもらいました!秋田美人、見てみたいですね!お大事に」

ユカリさん「安藤さん、また手術するの?😱」

裏「はい、これで7回目。半年で」

尾澤先生「みんな読んで笑おうよ!よく書けるね〜〜」

マコトさん「スコップ持ってお供致しマッスル💪😃💕」

カンペイ「メンドクセ〜!」

裏「カノジョ、まだ若いからな、確かにメンドクセ〜けど、仕方ないよ、こっちがリードしてやんなきゃ」

カンペイ「ちがーう、向こうがメンドクセ〜って思っとるがね!」

裏「そうよ、東京は人間関係がメンドクセから、早ぐ秋田さけえりたいんだろ。俺はさ、ほんの冗談で一緒に、なんて言うたけど、彼女が本気にしたら、やっぱ責任取らなあかんやろうね。夏場に体力つけとくかね」