少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

4208 切ない最終回・西野カナ

5/24/18

FBFのみなさま、おはようございます。

西野カナ15 最終章パート2 泣かせる話

渡り鳥たちが季節の訪れを告げ、そしてまた次の地へと翼を馳せ飛び立つ。
来年、また戻っておいで〜、村人たちの声、
沖のカモメたちに海人の声は届くのだろうか?

季節の到来は新しいなにかを予感、期待させるけど、鳥たちが去る季節の終わりはいつの時も心寂しい。

ひまわりの散り際ではなく、コスモスの枯れぎわ。

なるべく、ひっそりと人知れず、それは静かなフェードアウト。

やがて、ある日、ある朝を境に彼女たちの態度が一変するときが訪れる。それは新しい季節が訪れて30日を経過したあたりからだ。

つまり「そろそろ」という名目の無言の圧力。「潰してこい」と裏で指示出すのは内田、もとい、厚労省

医療機関の入院30日ルールは厳守しないと、その医療機関のマイナス査定に繋がる摩訶不思議ニッポンチャチャチャ。

昨日より、遠くからウォッチングしていた、白衣を纏った渡り鳥たちが、シベリアの空へ一羽、また一羽と羽ばたく姿を麦わらのこちらから手ぬぐいで瞼を拭く、切なき五月の風。

ましてや憲兵から逃れ、行灯(あんどん)の下で綴った日記が発覚して秘密警察の手に落ちた。

職員並びに師長殿の査察検閲の対象となり、あの大東亜の時と同様に暗号が傍受され、屈辱の8/15を、いずれ安藤裏総理も迎える日が来るも止むなし。

それが明後日。辞世の句を書けと申すか?

「いざさらば 散るや時代の 明けの鐘」 平成芭蕉

暗号がバレた以上、安藤ガールズの1〜3、及びアヤちゃんは容易に特定される。退院のご祝儀担当、恩赦的な担当は期待できない。件のプロップナースが最後のプライドをかけて、安藤戦車スクラムを粉砕に来るのだろう、こえ〜。

白衣鳥たちの視線はすでに北の空。
残された老いぼれ農夫に用事はない。
跡を濁さず飛び立つだけ、見事な別れ。
飛行中の渡り鳥は振り返り後続を確認することはできない。
ただひたすら「前へ」

残された農夫はやがて地下へ戻り、そして季節労働者になる。
手にしたわずか5000円の出演料。
己れの欲望と己れの老後のためだけに費やそうとする自己中を神はじっと見ていた。
常にアタマをよぎるリフレイン。
「だ〜あれも いないと おもぉ〜ていても どこかでどこかで エンジェルが〜 見ているよ〜」 こえ〜歌、心霊か?

フランクフルタ〜2個所望は前号で認めた。
女店員は、紙袋を二つ用意したが季節労働者は一枚でいい、と辞退した。

デパ地下の紙袋は権威の象徴、ステータスの証し、それを辞退した故、女店員は怪訝だった。

季節労働者の足の痛みは酷いものだった。女店員が勘定をする間も両の足では立てず、片足を軸にして、幼き頃、父と見た、あの世界の王を真似てみた。いて〜マジで。

季節労働者はそぼ降る小雨の渋谷駅、外のバス停のベンチに腰をかけた。雨でベンチは濡れていた。街頭チリ紙配布員より無料にて配給されたちり紙で自身の尻の範囲だけ拭く、常人の2倍の敷地面積。濡れたちり紙は路上に廃棄せずに持ち帰る。

「来た時よりも美しく」がボーイスカウトのオキテ、当然の公衆道徳。

自宅最寄りのバス停から、走れば1分、早歩き2分、普通に歩いて3分の距離。露村に寄り道すれば往復で1分の足し算、つまりバス停から30秒。明日の朝飯を買うか否か。それにしても足が痛い。雨足も増して来た。

痛みと寒さが、明日の空腹に勝り、また紙袋一枚のフランクフルター放射線雨から防御しなければならない。

青い露村の誘惑を断ち切り、一歩、また一歩、ただひたすら前へ、人生の歩はやすみやすみで7分を要した。

ようやく見えた我が家。
この舗道は映画「沈まぬ太陽」で世界の渡辺謙鈴木京香が夫婦役で歩いたロケ地。
その渡辺謙も二度目の離婚、世界の渡辺が。オンナという生き物はいったい何がそんなに不満なのか、世界の渡辺謙。当方、モ〜ホ〜さんのケはないけど謙さんなら、混浴までありだ。

ようやく辿りつく自慢の我が家。この家の玄関の取っ手は真鍮だ。ボストンの骨董市で見つけた1800年代のもの。同じものはもうそうそうないだろう。購入した時から転売目的ではなく、いずれ建てる新居にと目論んで買ったやつ。雨毎に、真鍮の毛穴から水分が染み込み燻られて時代を醸し出す。

玄関を開ける。さてどのようなカタチでこのフランクフルターを渡すが最適の状況か、痛すぎて思考及ばす、とにかく雨を拭き、着替えて横たわりたい、作戦はその後だ。

その刹那、あろうことか、件のショッカー様が勢い強く、階段を降りて来た。珍しい。
そっして私に一枚の紙を差し出すと、二言怒鳴り、こちらの返事も待たず、階段を駆け上っった。上へ上へ。

久々に聞いたショッカー様の生ボイス。会いたくて震えたのではなく、むしろ怯えた。
え〜このタイミングで〜〜〜
「どこかでどこかでエンジェルが見ている」はずでは・・・

次回、涙の最終話。あまり期待されぬように。

本日もついてる 感謝(患者)してます。

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コメント

トヨジ「結局追い出されたのかな😃❔」