4422 利権球根
6/13/17
豊洲移転、東京五輪、加計籠池問題。
全てを掘り起こすと、その根源は「利権」という球根にみな繋がります。
だれが儲けるか、そこがポイントです。
これは世界共通の練金術。日本だけではありません。
私、月間ゴルフ用品界という月刊誌でチャイナアプローチというページを執筆させていただいております。
もう連載も60回を超えたので5年以上になります。で、中国での利権錬金術。
ある日を境に、突然、農地や山林、荒野に不動産屋がやってきて土地の買収工作が始まります。
中国では土地の売買はできませんから70年契約の借地権の賃貸契約です。
もともとの土地の借り主は何のことやらわからず、現金を積まれて即決どうぞどうぞ。
そして、賃貸契約を結んだ5年後くらいに、その土地には必ず高速道路、鉄道、インフラ整備されて宅地、リゾート開発、工業地帯に変身するという摩訶不思議現象が?
みなまで言わずとも、わかりますよね。
こんな情報は民間では入手できません。
豊洲も五輪も、学園も同じ。
この事前情報、インサイダーを利用して不動産購入している輩が多数いるはずです。
文春も動いていますが、悪党は巧妙に購入者の名義を第三者にしているので、実態の証拠固めは極めて困難です。
中国の場合、土地の賃貸に使用目的が必要です。そこでゴルフがダミーとして使われるのです。こんなところに誰が来る?という場所にゴルフの打ちっ放し練習場があります。客はいますが、野良犬や放し飼いのニワトリの数の方が多いです。
レストランを併用して、農家の人たちが、雇われの管理人です。
5年間寝かせれば、土地は十倍に跳ね上がります。
打ちっ放しなら時々草刈る程度でオッケーなので安上がりです。
マスコミは表面の矛盾だけ取り上げて、根源の取材をしません。
悪党どもは私のように、地下に潜り、柿ピー食べながら、ほくそ笑んでいるのです。
ユリコグリーンに豊洲移転を急かす輩、五輪の会場に固執する輩こそが、利権がらみの張本人です。