4599 書物は財産
7/9/18
FBFのみなさま、おはようございます。
今朝はゴミ出しに便乗して500歩ほど歩きました。
タイの子供、一部救出は良かったですが、西日本の豪雨被害、お見舞い申し上げます。
私は伊勢湾台風の昭和34年生まれですが、当時は東京に居ましたので被害には逢いませんでしたが、後に移住した三河國安城では甚大な被害があったそうです。以来、一度だけ二級河川の猿渡川が氾濫したことがありますが床上浸水には至りませんでした。
「書物は財産」という幼少の頃の先人の言葉が染み付き、本から離れることができません。イギリス留学の漱石がパン代を削り書物購入にあて、栄養失調になったという事実も心打たれます。
それがブックオフで100円で買える時代。左目から喜びの、右目から哀しみの涙が出るのは私だけでしょうか?読書好きと同時にコレクター。読んだ端から後輩に譲るというカズレイザーのような勇気はありません。血肉の一部として保存することに喜びを感じています。なお、保存してある書籍は厳選されたものであり、転売等も考えておりません。一冊一冊に思いがあります。
本を書く。企画、構成、見出、校閲、製本、宣伝、営業、運搬、平積、帯、これらはほんの一部の工程で、そこに細かい契約とか、それに至るまでの交渉等が有り、できた一冊の本が中古とはいえ、それが100円で、それでも売れない、という時代。
私は汽車の中で、文庫本を読んでる人を見かけると、それがどんなに汗臭そうなオサーンでもハグしてあげたくなります。年に一度くらいですが、作業着を来た青年が漫画以外の本を読んでいたら、焼き鳥屋に誘いたくなります。
本の敵は洪水です。幸い、実家の3、4階を書斎にして居ますので、少しずつ、移転させようと思っています。
本日もついてる 感謝してます。