2/29/16
余談4。お暇な人限定です。
仮面ライダー1号2号のコードネームの由来です。
実にくだらん話ですので、読後のクレームNGでお願いいたします。
写真、大きい方が1号で、ちっちゃいのが2号で、白い子はチャミー号です。
7〜8年前のある夜、私が中国から帰宅すると、家の前に大きな包みが。
ファスナー付きのビニル袋(中国製の簡易袋、100均でよくある持ち手のついたやつ)が、ぽつんとひとつ、置いてありました。
なんだろうなぁと思い、開けてみると、な、なんと、仮面ライダーの変身セット一式。
何処の誰が何の目的で？まったく理解不能。
で、とりあえず、せっかくですから着てみたところ、とてもカッコイイ、てか、よく似合う。
よし、これでみんなを喜ばせてやれ！と思い、そっと玄関を開けて忍び込むと、おクソがきさまは姉妹で入浴中。
哀川翔が、夜な夜なゼブラーマンの衣装を身につけ、街をうろつく気分がわかりました。
で、風呂の戸をガラッと開け「ショッカーはどこだ？」と叫んだところ、お姉ちゃんは爆笑してくれましたが、妹はびっくらこいて大泣き。
「大丈夫、仮面ライダーは正義の味方だよ〜ん」とフォローしたのですが、本人は仮面ライダーが誰だか知らん・・・と。
そうか、もう仮面ライダーを知らん世代かぁ。
確かに、仮面ライダーって、そもそもバッタと人間をハイブリッド(掛け合わせ)させた人造人間ですから、よく考えたらコンセプトが怖いですよね〜。
で、嫁さんから「入浴中の子供を怖がらせてど〜する！」と説教をくらい、「そんなもん捨てて来い」と叱られ、元海軍の五十嵐隊長に相談したところ「安ちゃん、それ売れるよ」というので、委託したところ、トイショーで4万円で売れ、経費1万円を差し引いた3万円を2人で山分け。いわゆるサンタさんからの贈り物でした。
その日を境に、私は心の中で1号ちゃん、2号ちゃん、ショッカーさんと呼ぶようになりましたが、私の命名を無視した家庭内仮面ライダー1号2号は、ショッカーと仲良しこよしで、共謀してご家庭を征服。
行き場を完全に奪われた加齢臭雲国際は難民申請して自室に引き籠り、音を立てずに生息中。
も少し暖かくなったら、公園のベンチが定位置となります。
(おしまい)
