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12/28/16
「なんて日だ!(怒)」と小峠さんを真似してみました、昨日の都内某所。(おヒマな人限定です。そんなに面白くないです)
安城から夜の新東名走り帰京9:00pm。用賀でプチ仕事の人をpick up して「メシでも喰おう」。特にリクエストなしなので、当方、何故だか急に広島風お好み焼きモード、ネットで探すが、意外と無い。見つけた一軒に電話を入れる。
「広島風お好み焼き、鉄板のカウンターで食べたいのですけど、2名です」
「ああ、大丈夫です」
「じゃあ今、用賀駅から車で向かいます」
「はい、お待ちしております」
ネットの住所をカーナビに入れて向かう。すぐ着くも、「目的地周辺です」でカーナビ終了。再び店に電話。
「今、ファミマの前まで来ましたけど、お店はどのあたりでしょうか?」
「すみません、店長に代わりますので少々お待ちください」
しばらく、待ち、店長出たので再び同じ質問、道案内。
「そこからサンクスが見えますか?」
「はい見えます」
「その前です」
な、なんだよ、たった20メートル先じゃねえか? それを答えるのに、わざわざ店長呼び出し? ダイジョウブかよバイトくん。
「おお、ありました、ありました、ここですね」
コインパークに車を入れて、いざ入店。
すると、バイトも店長も、なんか困惑顔。
「あの、電話した安藤です」
「すみません、今からだと、料理出るのに、少なくとも30分以上かかります」
「は?」
しかも、カウンターに席がない。詰めれば2人座れるけど、飛び席で座ってる。で、店長が出てくる。
「あの、カウンター席でお願いした安藤ですけど」
「すみません、あの後で、お客さんが来ちゃって」
「いや、あの後って、最初の電話から10分も経ってませんやん。しかもファミマの前から電話したばっかだし。もう、車もパーキングに入れて来ましたよ」
「すみません、急にお客さんが来ちゃって、すみません」
こんなアフォな店で、もう食す気無いですよね、いっちょまえにカープ優勝のポスター貼ってあったけどね。
こうなったらもう、何が何でも広島食う、火がついた。
で、ネットで探すも本当に無い。流れ流れて大森まで。ネットで検索した店に電話を入れるも応答なし。
なんとか辿り着くも、「潰れたよ」と通行人。もどきも見つけたけど、もう閉店。大井町まで行くも無し。
目的地を見失い、漂流すること2時間弱。「もう諦めましょう」という同乗者の喪失に同意。「あそこの蕎麦屋にでも行きますか?」「蕎麦屋、まだやってますかね?」
引き戻し、前を通るとまだ営業中の看板が煌々と。
「さすが駅前ですね。時間も時間ですから、蕎麦で我慢しましょう」
再び、車をコインパーキングに入れ、何蕎麦にするか、話しながら歩く。
ネタではないですよ。マジに、入り口の5歩手前で、看板の灯りが消える。のれんはまだそのまま。
そして、店内に入る。
「すいません、閉店でございます」
「いや、たった今ですよね、電気消えたの」
「はい、そうです」
「いや、今、車で、前を通ったら、電気ついていたんで、車をパーキングに入れてきたんですけど、ダメですか?」
「すいません」
「いや、すいませんって、何時に閉店なんですか?」
「11時です」
時計を見る。まだ11時ジャスト。
「あの、まだ11時なんですけど」
「すいません」
店主だかなんだかわからないけど、70過ぎの爺さんは「すいません」オウム人間に徹するつもり。
いやね、もう客もまばらで、これから火を起こす的な感じなら、こちらも無理は言わないんですけどね、客も8割方埋まり、まだ料理待ちの客もけっこういる感じで、まあ、こちらのイメージでは同時セーフだろうと思いきや、役所も凍る役所的蕎麦屋、国鉄大森駅前。
お客さんを2時間も連れ回した手前もあり、怒りを顔に出さない程度に食い下がったのですが、一杯のかけ蕎麦に、もはや義理も人情の欠片すら入る余地もない東京砂漠。
先に書きましたが、29年前、ふらり訪れた糸魚川の飲食店、旅館、商店で、とても良くされ、その後、本当に何もない街なのに4度も訪れました。その時ばかりではなく、2回目も3回目も同じだったから、4回目があったのでしょう。
数多ある、用賀、大森の飲食店のほんの2店の出来事ですけど、心の狭い私は、小峠さんのように叫びました。
しばらく、というか仕事以外で、この街には行きたくありません。相性が悪いというか、嫌です、こんな小さなことですが嫌いになりました。コインパーキングに駐車するのも、けっこう面倒くさい作業です。
くそ〜、腹が減ったので、これから、どん兵衛さん食べます。加山雄三さんのCM、最高ですね。
ちなみに、昨夜は食ざす、私は帰りにコンビニのオムスビでした。
しかし、考えてみりゃ、いわゆる殿様商売。オコノミもソバも客を断るほど儲かってるってことか?まあ、俺から見れば、ひとりの客も大切にできないヘナチョコ商売と断罪しますけど。
つまらん、個人の憤慨話、ごめんなさい。