少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

5365 病院の梯子

1/23/18

昨日は病院2軒をハシゴ。
賢者なので院内のコンビニで大雪に備え食料を買い込む。サンドイチと長期保存のべグル。されど、碗汁(カプスプ)の買い忘れは痛恨の極み。驕れる安藤(平家)久しからず、である。

大雪の話を。お暇な方限定。ワイドショーガンガンの時間帯の午後帰宅。まだタクシー簡単に拾えました。運転手さん、元医療メーカーの営業マン。定年退職でタクシー。中国で探している医療器機専門のカリスマ営業マンとのこと、早速車内で名刺交換。ついてる感謝してます、偶然のビジネスチャンス。

夕方から地下室に篭り、部屋から出ず。せっかく我が体温で温めた部屋。扉の開閉で冷気が入ることを防ぐため。ビートさんが言うように「清く貧しく美しく」を実践、冷暖房なしで過ごすのは都内では私と、骨董屋仲間のクレージーマサの二人だけ。クレージーマサは厳冬下でも常に裸足のビーチサンダル。私の店(当時、下北沢)に商品入荷に来るのだが、ゴミ臭い。

「マサ、シャワー浴びてから来いよ。出入り禁止にするぞ」
年上だが、命令形。
「おう、浴びてきたぞ!」
だけど、素直。
ところが、マサのシャワーとは荒川で行水。ドブ臭い。

ホームレスだけど善人。その昔、商店街の福引で当たり、ハワイに行ったことが、生涯の自慢。不思議な商品をどこからともなく集めて来る伝説のホームレス骨董屋。女性の話をすると、顔を真っ赤にしてはにかむ、推定童貞。

私は雪のシカゴで3年、氷のNYで2年の冬を過ごした経験あり。
双方とも室内は27度、半袖で生活。日本も雪国はそうだろう。
新沼謙治の「津軽恋女」に「津軽には七つの雪が降るとか〜」という歌詞があるが、あれは太宰治の小説「津軽」に出てくる。

私はシカゴで二度、凍死を経験しました。
一度目は豪雪中、道に迷い、歩いたまま凍結。
親切な通りすがりのご婦人が凍っている私を見つけ、自宅に持ち帰り、湯に浸けて解凍。暖かいスープで体内から温めてくれました。そして、子供部屋で幼いボーイと一緒に寝かせてもらいました。ボーイは「こいつ、どうして髪が黒いのか?」「こいつどうして、ボクの部屋に泊まるのか?」いろいろ興味深々。

2度目は翌年、同じように豪雪の道路で凍結。今度は親切なオサーンに拾われました。
オサーン「青年、どうした、こんな雪の中で?マジに死にますぞ!」
青年「コンパスが壊れ遭難しました」
オサーン「それは大変だ、どれどれ、おじさんが暖めて進ぜよう」
青年「アザ〜す」

親切なオサ〜ンは片手でハンドル。そして片手で私の股間を暖めはじめてくれました。最初はこれがアメリカ式蘇生術かと思いましたが、手の動きが、まだ行った経験はないのですが、愛読書「週刊プレイボーイ」の「風俗で恥をかかない講座」に書いてあった風俗嬢の動き方に酷似していて、股間から竿へ自然の流れで来た時点で、己の葛藤が始まり、見知らぬ親切を受け入れ身を任すか? 仁義に背き男色から離脱するか? 結果は想像に任せるミステリーな結末ということで。

で、昨夜は9時に就寝。
ちなみに小田原の蒲鉾店やまいちさんは6時に就寝。
豊田市の大工、トヨジは8時に就寝。
まだ、帰宅できないサラリーマンOLさん大量発生の時間帯におやすみなさいだ。

私は3度目の凍死を覚悟して就寝。ニット帽で耳まで覆う。ユニクロのダウン2枚を重ねて着て寝る。冬山でのビバークの恐怖は新田次郎先生の作品で熟知しているつもり。眠ったら最期、次に目覚めるのは黄泉の国となる。

プロ登山家の三浦雄一郎さんに聞いた(テレパシーでね)
「安藤さんが凍死せずに生還された理由は、長年の努力で積み重ねた脂肪の鎧にあるのです。この脂肪の鎧が凍結から心(しん)の臓を護ったのでしょう。努力は必ず報われる(高橋みなみ)ということでしょう」
三浦さんはさりげなくAKBをぶち込みながら応えてくれました。

おしまい。

ps 写真はちょうど昨日、メラルーカから届いたラーメン81.6キロカロリーと、チョコバー183キロカロリー。ハート煎餅は1億円美女からのプレゼント。
メラルーカですが、ヤバイです。これ食べたら、努力で貯めた脂肪が離脱します。冬山登山者には不向きですので要注意です。

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