5381 さよならクロエちゃん
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大野真由美さんの投稿です。全文。
【さよなら、クロエちゃん】
シェルターの長老クロエちゃんが今朝、虹の橋を渡りました。
動けなくなっても、おトイレだけは必死で立ち上がって行こうしたり、ご飯の匂いがするとパッと目に光が戻るので、今回も奇跡の復活を僅かに期待し祈っていましたが、ついに逝ってしまいました。
思えば...シェルター完成前に都内で路上保護されてから足かけ6年。
何度も何度も再発するガンとの闘いに幾度も勝利し、でも10歳超えの年齢とガン闘病中というハンデで、なかなか里親さんの御縁がなく、本当に嫌なことされた時と若い犬が失礼な態度を取った時だけは、「ワン❗️」とひと声、教育的指導を入れる以外は、常にニコニコしている温厚で食いしん坊の、懐の深いすごい犬だったと思います。
御年齢15歳。人間にすると個体差がありますが76〜80歳くらいだそうです。
月曜日まではゆっくりとですが、ちゃんとお散歩も出来て、その夜から急に動けなくなり、最後はすーっと苦しむ事なく逝けたのは神様からのギフトでしょうか。
この4日間は毎晩ずっと一緒に過ごしました。
クロエさん、本当の家族を見つけてあげられなくてごめんな。
でもあなたはもうずっと家族だったよね。
シェルターのスタッフと私、みんな、あなたの家族だったよね。
クロエさん、あなたに会えて良かったなって思う。
滅多に怒る事もなくて菩薩みたいだったクロエさん。
お腹が空いた時のアピールだけは
仔犬のようだったクロエさん。
独特のハスキーな声が大好きだった。
何が起きても、いつも自分のペースで自分なりの幸せを見つけてニコニコと生きる。
あなたは沢山人生の勉強をさせてくれた。
ありがとう、クロエさん。
また、いつか会おうね。
私もいずれは、そっちにいくからさ、
それまで今はね、Bye Bye.
クロエちゃんの最初の預かりのファンファンさん、ご紹介下さったみさちゃん、そしてこれまで、クロエに関わって下さった全ての皆さん、ありがとうございました。