5386 日本病院ランチ
1/26/19
事実だから書こうぞ!
本日の給食ランチ。
三輪くんとチコちゃんならわかると思うけど、僕らは3年間、安城北朝鮮中学で早朝から日暮れまで強制労働させられた挙句に、泣く子も黙る恐怖の給食の完食を義務付けられていて、出された食事に文句をつけてはいけない訓練を肉体を通して叩き込まれたけど、これで460円は悲しい。吉牛のありがたさを痛切する瞬間でもある。
三輪くんは足が異常に速かったから中央突破で放課後は脱獄、スミカワは秘密の抜け穴を作り薔薇線を潜って脱獄、ヤトウに至ってはノイローゼを装い登校拒否。チコちゃんはハルミとケイコの2人の愛人がいたから休むに休めず。私はなんとしてもドラゴンズにドラフト指名されて親を楽にさせようと、部員100人以上のPLなみの中学で球拾いに明け暮れ、グランドに撒くバケツの水を憲兵に見つからぬよう飲む一瞬芸を磨く日々。
あの頃に比べてたらまだマシといえようぞ!この日の椀の中身は
庶民の友達のもやしだけだ。
膳を運んできたベテラン看護師が涙ぐんだ。
「ごめんなさい、土日は調理場も人が足りないの」
看護師にそこまで言わせることに悲哀を感じた。彼女の涙に感謝して、もう何も言うまい。「名の知らぬ魚と食パン定食、キューちゃん添え」。
その後、スミカワは警視庁警察官に、ヤトウは海上自衛隊に、2人ともご飯が食べ放題だと自慢話で故郷に錦を飾った。風のように消えた三輪くんは芸術家になりブルースシンガーとして海の見える町に出没しているという風の便りが来た。相変わらず大型バイクで風を切っているとも。
一番の出世頭はチコちゃんだろう。屋台のチャルメラからスタートした中華料理店は今でも行列ができる。あの中学での給食が起因となり、人々に美味しいラーメンを食べさせたい、が原点だ。
かく言う私はというと未だに素浪人。倒幕で職を失い腰の孫六も実は竹光。幼き女児ふたりと、西洋麦粉焼で奉公する女房を抱え流離う日々。人生いろいろ。まだ固定資産税なる意味不明の年貢も未納の身。
されど、今日はヘルパーさんに身体を洗ってもらう。首の下のカスもチレーに流してもらった。ただしベッドのシーツ交換はない。2〜3週間に一度だそうだ。経費節約の折、協力もやむを得ん。
本日もついてる 感謝してます。