少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

5641 一杯のお粥と二本の水 その1

2/16/21

ぶっ倒れていました。

『一杯のお粥と二本の水』その1

先週土曜日、午前中、宗教病院。帰りに高層マンション18階7800万円内覧。笹塚に移動して、花屋、蕎麦屋電気屋、パン屋、図書館に寄って帰宅。夜半に東北にて地震の警報、けたたましく鳴る。
当方、地下生活故に閉じ込められては一巻の終わりと、すぐにiPadと携帯を持ち、地上階へ。つぎに2号ちゃんが4階から「怖い怖い」と降りてくる。
「靴ちゃんと履いて外に出て!  ママと1号は?」
「2人ともお風呂〜」
び、微妙だ。緊急事態とはいえ、救出に行けば、地震のおさまり具合で、痴漢で通報、マクドナルド前社長の「なんで俺が逮捕だ〜」事件の二の前になる。
幸い1号ちゃん、髪の毛びしょびしょのまま出てきた。
「ママは?」
「まだ入ってる」
わしゃどうもできん。あとは自己責任だろう。
で、1号ちゃん、急いで軒下のク〜ちゃんの安否確認に。
実は自分は目撃していた。
「ク〜ちゃんなら一番先に逃げたよ!」
で1号ちゃんは、逃げて方へ探しに行った。
猫はしょせん、こんなもんやろ。

で、災害用の食料と水、最低限の衣料と医療品と毛布、簡易トイレは人数分、車に用意してある。それとは別個に、新たなものをミニトランクに詰め、玄関に置く。もしかしたら、しばらく風呂に入れないことを想定して、袋の裏も丁寧に洗う。すでに家族は寝静まり、それぞれのズック靴を部屋の前に置き、自分の分も地下室に置き、階段の電気はつけたまま、直撃された方々の被害が最小限で済みますよう「霊波之光」の神様に祈りつつ就寝。
何故か、まだ揺れてるような気がしてならない。

翌、日曜日。
ウルトラ警備隊。
甲州街道桜上水にて自動車が横行中の道路真ん中にてうずくまる女性を救出(これは後に書きます)。
松屋のとろろ定食は抜きです。窓越しに鮭定食老師とアイコンタクト。
「なんだぁ、今朝はとろろ定食は抜きか」
「ああ、ちと、非常事態がな、そこの交差点で」
老師が寂しそうに目を伏せた。

トラックに乗る。が、少し違う、いつもと。
急発進、急停止にはいささか慣れているはずだ。
しかし、荷が多いせいと、日曜日で車両が少なく、多少の無理で急発進は仕方ない。仕事だ。
仕事だが、だんだんやばくなってきた。我慢したが、超えてはならない。限界の寸手で申し出る。「すまん、降ろしてくれ、武士の情け」

自力ではもはや、タクシーも拾えぬ状況。ドライバーにタクシーを止めてもらい、宗教病院へ。いわゆる持病のメニエールです。
地震の揺れで、三半規管が異常となり、船酔い状態で自力歩行が困難に。
先日FBFの村田さんが「二度と行かない」と言った宗教病院だが、私は初診で行った4年前はそう思い医療訴訟も考えたが、その後のフォローが見事だったので贔屓にしたが、今回は村田さんの言うことが改めてよくわかった仕打ち。これも後記しようぞ。

そこから先は、苦しみでほぼ意識不明。

あれから48時間ほど、地下室のベッドの上。月曜日が雨だったと聞かされても感覚はなし。ようやく文字が読め、ここまでは打てるようになりましたが、まだ頭と胃は多少グルグル。杖無しでの歩行は困難。
とりあえず心配無用です。

つづきは、たぶん、明日。

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