5870 落花
4/8/19
FBFの皆さま、おはようございます。
二十四節気によれば桜散る「落花」の節。
早朝の世田谷には豪雨警報が発令され小田急線も一時見合わせ。冷雨が花弁を濡らすも風弱く散るに至らず。
他方、きのうの埼玉、群馬、長野の平野部ではつむじ風が多発して花見茣蓙や簡易テーブルが空中に舞う厄介。
風に吹かれて花びら舞う「花吹雪」の情緒なし。
目黒川に浮かぶ「花筏(はないかだ)」はどうだ。あれは筏より速い流れの高速艇で下水へ流され、東京湾の魚たちの花見にもなるまい。
窓際のベットが空き、所望して移動さる有難き幸せ。
本日、断食6日目、目方は76㎏にて21㎏減。今朝の血液検査の結果次第で昼食が出るかどうかだが、すでにゾーンに突入の覚悟。空海の心境にて堂に入りてその先を見るも善し。生命は点滴が保証してくれる。
役目を終え、路に咲く落花は、濡れて舞うことなくアスファルトの一員となるも美し。
最後のひと花が落つるまで、この窓辺より応援しようぞ。
「朝(あした)には落花を踏んで 相伴って出(い)づ」
朗詠の主は音楽の奇才・豊原是緒(とよのはらこれお)。
その後、是緒は謎の失踪をする。
4/7付の読売朝刊、「落花」(澤田瞳子)の書評より。
評者(加藤 徹 明大教授)
著作には平将門も登場するので、平安時代中期のことと思われる。
本日もついてる 感謝してます。