5/8/20
「7日間ブックカバー、読者文化の普及に貢献する為のチャレンジ」
金沢靖さんからバトンを預かりました。勝手に10日目です。
漫画を含めれば蔵書5000冊の読書家です。
戦記&ラグビー〜山岳-野球-文学-宇宙思想(哲学)-ナチスのホロコースト-移植医療-戦時中の人体実験事件-昭和の私小説「愛と狂気」ときて本日は「御巣鷹山、日航機墜落事件」がテーマです。
すでに鋭い読者様はお気づきかと思いますが、あえて「事故」ではなく「事件」と表記させていただきました。
『疑惑〜JAL 123便墜落事故』
この事故(事件)に感するノンフィクション、あるいは山崎豊子先生の「沈まぬ太陽 日航機編」などリアルフィクションは数多く出版されています。赤坂の喫茶店「シッキム・モン」の店主の角田四郎氏の力作は飛び抜けて真実に迫る迫力を初期の段階で表現されています。
角田氏は日本屈指のボランティアリストであり阪神淡路はもちろん、台湾地震でも、現地に駆けつけています。
日航機墜落直前の同日、角田氏はボランティアで子供たちのキャンプに参加。御巣鷹山脈の谷間で巨大なジャンボ機が蛇行飛行するのを目撃しました。氏の表現では「手を振れば、中からこちらが見えるくらいの距離」。
ボランティアで引率ゆえ、子供たちを連れて東関道を東京へ向かう途中、墜落現場へ向かうおびただしい数の緊急車両、マスコミのクルマとすれ違い、墜落を覚悟しました。ある意味、飛んでいる日航機の最期の目撃者です。
話はそこで終わらず、店の常連客の婚約者(JAL CA)が犠牲者であり、マスコミ報道と彼が目撃した事実のあまりにも食い違う差異に疑問と怒りを感じて行動しました。
内容の一部は、事故は相模湾上空で自衛隊無人演習機と 123便が接触し、相模湖には数多くの破片が散乱。自衛隊が早急に回収。
墜落は氏が機を目撃した直後の6時台に墜落だが、政府の発表は、ただ「行方不明」。目的は証人を残さないための皆殺し。
政府は群馬県か長野県か不明と言っているが、墜落した瞬間から群馬県の葬儀業者に棺桶500個を発注。もの凄く生々しい。
実は角田氏は安藤貴樹後援会の会長でした。だからと言って推薦するわけではなく、本当に秀逸なのです。
追記でもう一冊『墜落遺体』飯塚訓著。飯塚氏は当時、群馬県警の現場総指揮官。現場に残された夥しいご遺体の数。
なかでも衝撃的なのが、後部座席のご遺体前の人の頭にめり込み、ひとつの頭部に胴体が二つあるご遺体。あるいは妊婦さん。綺麗なままで首だけもげた5歳の女の子のご遺体。ずっと涙です。
また出された弁当の米粒が動いて見える。つまりウジ虫に見える隊員の精神疾患。匂い。遺族との対応。想像できない領域です。
私はこの書籍をきっかけに、遺体とはなんぞや、生と死とは、を深く考え、臓器移植への道を進むことに至りました。
最近では、この墜落事件にイルミナティが関与していると、裏で囁かれていますが、事実をひとつひとつ検証するほどに、単なる「都市伝説」で片付けられるべき問題でない、とともに、風化させてはならない事案です。
ルール
①本についての説明はナシで表紙画像だけアップでよい(説明しても良い)
②その都度1人の友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする(タグ付けするかどうかは自由。できれば事前に打診しましょう)
③以下のハッシュタグを付けて貰えると嬉しいです。
#7日間ブックカバーチャレンジj
少数派日記21