6200 0・5ミリ
6/2/20
3日間シネマチャレンジ勝手に11日目です。
当方コレクター故、ビデオ300〜400本、DVDはドラマを含めれば500枚以上保有です。
『シンドラーのリスト』『ディアハンター』『プライベートライアン』『バンド オブ ブラザーズ』『ミッドナイトエクスプレス』『グリーンマイル』『トゥルーマンショー』『ブルースブラザーズ』『レナードの朝』『おくりびと』に続く第11作は邦画『0・5ミリ』です。
これはまったく油断、意表を突かれた、ノーマークの作品でした。月イチで渡米していた時期に機内の小さな画面で観ました。他に観るべき作品がなかったこと。『0・5ミリ』というタイトルにも魅力を感じず、主演女優も「安藤サクラ」と当時の私の辞書にない名前でしたが、安藤繋がりで観ました。
一回目は無料ビール数本かっくらって途中で睡眠。二度目はちゃんと観て、三度目はしっかり観ました。帰りの便ではビール飲まずに、三回観たので、往復で5・5回観た計算になります。
いんや〜面白かった〜。
津川雅彦さん、柄本明さんは期待通りとして、秀逸の演技はアホの坂田こと、坂田利夫さん、いんや〜、凄かったです。
で、安藤サクラも、こんな女優さん、いたんかい?という感じで、私に言わせれば、例えば、敗者復活でM1グランプリに輝いたサンドイッチマンとか、育成枠から大エースになったソフトバンクの千賀投手、同じく育成出身でシリーズMVPの甲斐捕手とか、そんな感じでした。
安藤サクラはNHKの朝ドラや「万引き家族」で注目を集めましたが、断然「0・5ミリ」のサワちゃん役がハマりですよ。監督の安藤桃子は、サクラの姉で、お父さんが奥田英二で、お母さんが奥田さんの奥さんとは後に知りました。一見、華やかなファミリーに見えますが、徹子の部屋で安藤和津さんが語るには、かなり金銭的に苦労された時期もあったそうで。
エロ大学教授役の津川雅彦さんが、サワちゃんの入浴を覗くシーンがあるのですが、気がつくと、自分も一緒になって覗いていました。ドキドキしましたよ。
愛とエロスと孤独と日常。幸せと不幸せの距離なんで、ほんの0・5ミリくらい。私はそんなふうに捉えました。
#三日間シネマチャレンジ #映画大好き
少数派日記21