少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

6224 ウォーターワールド

6/10/20

3日間シネマチャレンジではありません。
銀河系の中で「水の惑星」と呼ばれる地球に於いて、我が家の水道が枯渇するという直面に差し当たり、ボディガードのケビン・コスナー演じる「ウォーター ワールド」を思い出したという次第です。

海上での生活で海賊が狙うのはなんと「飲料水」。水の世界で水を奪い合う。
そして、この私は東京都水道局と水を奪い合う。

「すみません。明日は何時ごろ、水を止められるのですか?」
「特に何時ということは決まっておりません」
「じゃあ、今日中に風呂とペットボトルに水を貯めておいた方がいいですね」
「あ、はい・・・」

そんなやりとりから始まった。
で、結論から申し上げますと、東京都の救済措置が発動され、支払いを最長4ヶ月間延ばしてくれるとのこと。いんや、助かりました。

昨日の私の投稿でお金を貸してくれると、申し出てくれた方もあり、痛み入ります。みなさまのアドバイスで水道局に電話入れてよかったです。

でもですね、「水はタダ」と思っているのは、世界中で、私を含む日本人だけなのでしょう。
家族のための瓶一杯の生活水を汲むために、片道2時間の山道を往復する少女に比べたら、どれだけ恵まれていることか。水道水の有り難さを再認識する機会でもありました。

私が12年間お世話になった愛知県安城市は幼少期の松平竹千代が人質として今川義元に幽閉された地でもありますが、有数の農業地帯でもあります。江戸時代に源流の矢作川から農業用水路を建造したことで発展し、多角農業として日本のデンマークと呼ばれた地方都市です。

都築弥厚(つづきやこう)さんという人物が中心となり築きました。
実に小さな用水路ですが、毎年、誰かしらが落ちて溺死します。
我が安城北朝鮮中学の校歌の中に「明治用水築いた人の汗と血潮が流れてる〜」というような歌詞があったこちを思い出したので書きました。それだけです、すみません。

ちなみに太宰治が入水して、現在、我が自宅前を流れる玉川上水ですが、これも江戸時代に人間が掘った人工用水路としては、東京で最古のもので、一番深いところで8メートルあるそうですが、幅は大したことなく、五輪選手なら楽勝で飛べるくらいの幅です。

こんな華奢な用水路ではあるけれど、江戸の人々の生活を支えていたのかと思うと、水があっての人間だと、深く思うのです。

ちなみにビデオ、DVD共に保有

少数派日記21

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