6225 キリング・フィールド
6/10/20
シネマチャレンジ勝手に16日目です。
当方コレクター故、ビデオ300〜400本、DVDはドラマを含めれば500枚以上保有です。
『シンドラーのリスト』『ディアハンター』『プライベートライアン』『バンド オブ ブラザーズ』『ミッドナイトエクスプレス』『グリーンマイル』『トゥルーマンショー』『ブルースブラザーズ』『レナードの朝』『おくりびと』『0・5ミリ』『スワロウテイル』『エレファントマン』『チルソクの夏』『セルピコ』に続く16作目はポルポト政権下、殺戮の地カンボジアにおける実話『キリング フィールド』です。
凄まじい実話。しかし実際は映画の10倍くらいの殺戮が繰り返されたカンボジア。この映画を観ると、日本に生まれただけで幸せに思えてきます。
『The Killing Fields』1984年制作の英米合作映画。
カンボジア内戦を取材たニューヨーク・タイムズ記者・シドニー・シャンバーグ(Sydney Schanberg)の体験記です。主人公でシドニーの助手役・ディス・プランはカンボジア人故に脱出に失敗し、死と背中合わせの強制労働を課せられる。ディスを演じたハイン・S・ニョールはカンボジア出身の医師で、実際に4年の間、クメール・ルージュの元で強制労働に就かされた経験を持つ。
そして、演技経験のまったくない素人だったハインは、本作品でアカデミー助演男優賞を受賞。原作者のシドニーはピューリッツァー賞を受賞。
これは私の想像ですが、池上遼一、史村翔両先生の『サンクチュアリ』はこの作品が原点ではないかと思うのです。同作品に登場する2人の主人公、北条彰と浅見千秋が日本人でありながら、少年時代にカンボジアのポルポト殺戮部隊から銃撃の中を裸足で脱走したプロローグは、この作品と見事にかぶります。
ビデオのみ所有。実家に置いてあります。帰省の際にはまた見ようぞ。もう何度も観ましたけど。
#三日間シネマチャレンジ #映画大好き
少数派日記21